仕事が終わったら、君と。

この前の後輩君がケーキで帝が和菓子なら今回は煎餅バリボリって感じですかね(作品イメージ)

 

仕事が終わったら、君と。

レーベル:Venerdi
CV:河村眞人
シナリオ:貝塚あお
イラスト:絲原ようじ
2018年4月25日発売

公式サイト オフィシャル通販 ステラワース

登場キャラ:
杵築要

 

なぜだかこのタイトルが無性に好きで、思わずつぶやきたくなってしまいます。仕事が終わったら、君と。仕事が終わったら……君と……(ブツブツ)……。私の中で第1回シチュCDタイトル大賞に輝きました。受賞おめでとうございます。え、いらない? いらない。あとジャケ絵の顔とポーズも好きです。

実はサンプルボイスや各種記念ボイス再生しまくったせいで発売前にすっかり聴いた気になってたのですが…(笑)。このレーベルさん気前よすぎですよね。サンプルなのにめちゃくちゃ尺が長ーっ。

ジャケ内側にも工夫があって楽しいVenerdiさん、今作はキャラ紹介と導入編も兼ねたSSが載っていまして、ヒロインと出会う前の作家杵築さんの執筆スタンス(というかお菓子愛)が一人称で描かれていました。彼にとってお菓子とは単なる好物レベルではなく、創作の源泉であり「ミューズ」。お菓子が恋人…と言われたら不服だけど、他の作家みたいに一人の女に執筆活動を左右されるなんてありえないし、そんな重い関係はこれまでもこれからも必要ない―― そういう感じの態度です。

そんな杵築さんがヒロインと出会って変わっていくのがこちらのドラマ。

 

 

ここでいきなりですがチェックシートです。これ毎回やろうと思って忘れちゃうぜ。

積極的なヒロインが好き
ひねくれ者が初めて本気で恋する的な話が好き
バカ女と罵られたい
バカ女と罵る男を攻略したい
甘々もいいけど駆け引きもいいよね
攻められてあわあわする河村ボイスを聴きたい
「恋人兼仕事上のパートナー」の関係に憧れる

…上記の欲望がある人はぜひこの作品を聴きましょう!(ニッチ?)

 

 

物語は新人編集者で文芸誌配属のヒロインが初めて杵築さん宅を訪れる場面から始まります。ピンポン連打でようやく顔を出した先生は、執筆中だったのか不機嫌そうな声。初対面のヒロインを胡乱げに見やり、ややぞんざいなで口調で応じます。

ヒロインは新連載の企画を携えてやって来たのですが、人気作家の杵築さんですからそう簡単に話は通りません。すげなく断られ、それでも引き下がらず。押し問答になりかけたところでふいに「話を聞いて検討してやってもいい」と先生ニヤリ。

その交換条件として出されたのが、彼のためにスイーツを調達してくること…。原稿云々の前にまずはおつかい(という名の使いっ走り)ができるかどうか試されてるようです。不満顔のヒロインに、先生は仕事上のルールを一方的に告げてドアを閉めてしまいます。第1ラウンドは門前払い。。

 

後日、先生にチーズケーキの “おつかい” をしてきたヒロイン。指示どおり有名店の90分待ちの行列に並んでゲットしてきたとか。さっそく手づかみでかぶりつき、甘味で心身とも満たされたようなセリフを吐く杵築さん。…どーでもいいけど河村さんの食べる演技にいつもキュンとします^^

ここ、「いつかの短編の主人公と同じセリフだ!」と驚くヒロインに杵築さんが「俺が書く登場人物はみんな俺の分身みたいなもんだからいちいち驚くな」と返すのが面白いなと思いました。実際そういうふうに見られるのを嫌う作家も多い気がしますが、彼は同一視OKなんですね~。次のトラックでも「俺は経験したことしか書けないタイプの作家なんだよ」と言う箇所が出てくるし、もしかすると私小説寄りの作品を書く人なのかもれませんね。全然関係ないけど。

それとこの場面、一応ヒロインにもケーキ分けてくれるしコーヒー注いでくれるし、もぐもぐ食べながら何気に編集者へのアドバイス?もくれるし、杵築さんフツーにいい人ですよね。単に喋り方がぶっきらぼうってだけで身構えるほどプライド高くはない。ちょっと変わった職人タイプというのかな。むしろ敷居は低めだと思います(そのあたりが煎餅感)

なにより甘いもの買い与えるだけで本当に執筆エネルギーがチャージされるって、なんて御しやすい 可愛らしい人なんでしょうか~~! …すみません先生調子乗りました。

あ、あとシーン冒頭のドアノックに対する「どーぞ~」の言い方が妙にツボでした。あの気取らない自然なトーンがたまらないっ(細かい)

 

 

次々と場面転換しテンポよく展開していくこの作品。続くトラック3は、なにやらセフレっぽい女性に電話でアポをとる杵築さんと、それを知ったヒロインの一騒動。

先日のチーズケーキと引き換えに企画の話を聞いてもらう約束だったのに、部屋を訪れたら今にも外出しようとする先生の姿が。約束を反故にするのかワレェ!と怖い顔で立ちふさがるヒロイン(たぶん)に対し、ちょっとした息抜きだしこれも取材の一環だからと言い張る杵築さん。

それともナニか? 新しい編集者サマはそこんとこまでサポートしてくれるのか?

と挑発&嘲笑。さすがのヒロインも「侮辱するのかワレェェ!!」と怒りだす… と思いきや、なんと「必要ならサポートする」と答えます。変化球だけどド直球。この返しに虚をつかれた杵築さんは、堰が切れたように爆笑。ひとしきり笑って毒気を抜かれたのち、「俺が悪かったよ」と謝罪します。そして当初の約束どおりヒロインが持ってきた企画の話に耳を傾けてくれるのです。…おお! 第2ラウンドは早くも手ごたえあり。

 

トラック4。場面変わって、文学賞?の受賞記念パーティー会場でたまたま出くわした二人。ヒロインがとある大御所に挨拶したがっていると知って制止する杵築さん。あの人女好きで有名だしセクハラは挨拶代わりだから…と忠告。そしたらヒロインに何かつっこまれ、「そ、それはっ! だから俺なんてかわいいもんだって言っただろ!」とあせるのが笑えます。1つ前のトラックがブーメラン(笑)

しかしせっかくの機会、新人編集者としてアピールせねば!と思ったのか、杵築さんの言葉を無視して大先生に近づくヒロイン。結果、案の定絡まれてしまったようで、遠目からそれに気づいた杵築さんが割り込んで適当な嘘をついて彼女を逃がしてやります。その場はそれでなんとか収まりますが……

怖いもの知らずで猪突猛進なヒロインが見ていて危なっかしいのか、危なっかしいからこそ気になって放っておけないと思うのか。はたまた自分以外の作家にアピールする姿を目撃して無意識にヤキモチを焼いたのか。その後だいぶ酔っぱらった杵築さん(ぐでぐでな声~!)は、わざわざヒロインを運転手に指名して帰宅。部屋に入って明かりをつけた途端、至近距離からヒロインを lock on して口説きにかかります。

…いや口説いてるといっていいのかな。ヒロインの顔をまじまじと見たり、匂いに反応したり。うわっそんなザ・本能みたいな発言して〜!(笑)  それからふと声を落とし、彼女が企画した例の連載を受けようかとほのめかします。

でもそのかわり、特別に融通きかせてやるんだ。俺にもメリットがないと。…俺の言ってる意味、わかるよな?

せ、先生近い近い! 「わかるよな」の声が近い! しかしこのセリフはすぐ撤回され、急にいつもの調子に戻って「さっきのセクハラ野郎とこういう展開になってた可能性だってあるんだからな!」とお叱りモードへ移行します。が――、それがヒロインの反応(しばし硬直)を見ての咄嗟の切り替えなのか、それとも最初からずっと真面目に忠告を与えるつもりで演技してたのか…。すごく微妙なシーンです。私は半々だなと思ったのですがいかがでしょう。

自分は「かわいいもん」だと言う杵築先生だって、こういう文壇の悪しき文化?みたいなものに多少染まっていたとしてもおかしくないわけです。トラック3で判明したように今までの女性関係ちっとも品行方正じゃなかった彼。プロローグSSでも女なんてライトな関係が一番だと割り切っていた人ですから。そこへ今までとは違う、なんだか妙に放っておけない存在が現れて、すでに我知らず惹かれだしているとしたら……、まず正攻法のアプローチなんてできるわけないですよね。もともとへそ曲がりの天邪鬼だし。

だからああいう一歩間違えればセクハラ大先生と紙一重の迫り方しかできない。もちろんそれだけではなくて、本当にヒロインに忠告するつもり&独占欲&反応見たさから出た演技って側面もあっただろうし。このあたり彼の中の相反する複数の感情がビミョ~に反映されたシーンで、うまいよな面白いよなと思います。…なんか全然解釈違ってたら申し訳ありません。。

そんな流れで、危機感が足りないんだよ!とお説教を始めた杵築先生。ですがさらに面白いのがこのあとのヒロインさん。ハッと閃いたのか、いま撤回されたばかりの発言を逆手に取り、突然チューして先生に襲いかかります(!)。「わかったこうすれば原稿がとれるんだろっ★」とばかりに。。

目の前の状況が呑み込めずあわあわする杵築さんですが、ヒロインのバカ力に押さえつけられてなすすべもなく。一生懸命バカ女と罵りながらも(バカだらけ!)、されるがままです。攻め攻めのヒロインはキスしたり触ったり(どこをだ!)したあげく、「原稿書く」の言質を取ったところでようやく相手を解放します。

おまえこういうのが趣味だったのか? 大人しそうに見えてとんでもない女だな!

なにが仕事だ! 楽しそうな顔しやがって!

と動揺しきった声で喚く杵築さん。うん…、、、まさかこんな反撃されるとは1ミリも思ってなかったんだろうね……。てかヒロインさん楽しそうなんだね、ニヤニヤ余裕なんだね…… フ、フフ…………

…あああああごめんなさい私これ好みすぎる~~~(顔を覆うポーズ)。バカ女とかこういう趣味とかとんでもない女と罵られてこれほど歓喜がこみ上げてくるなんて… シラナカッタ! しかも攻められてあわあわあわてまくった河村さんの演技、レアでありがたくて涙出そう…。いやもう泣いてる。ありがとう強気ヒロイン。超おいしかったです。どうも本当にごちそうさまでございましたーーー!! ※反撃するヒロインと不意打ちキスと河村ボイスを愛する人間の妄言です。

 

 

そんなこんなで以後すっかり形勢逆転した二人。さっきのラウンドでノックアウト寸前の先生は、あれ以来ヒロインが部屋にいるだけでそわそわ落ち着かない様子。一方先生の手綱の握り方をマスターしてしまったヒロインは、お菓子もコーヒーも言われる前に用意バッチリ、さあ連載ぜひお願いしまっす!的な勢いで部屋に張り付いてるようです。

ヒロインの熱意が理解できない杵築さんは先日のことを話題に上げ、なぜそこまでして…??と心底不思議そうに問いかけます。でも彼女の行動原理は常に純粋に「先生の原稿がほしい」一択しかなくて。

信じられない。なんなんだその無駄な情熱は

…俺の原稿にそんな体を張るような価値、あるっていうのか?

自信家の杵築さんの口からこんな質問が出ること自体びっくりですが、それに対するヒロインの答えは思いきりのよいYES。なぜなら彼女は一編集者である前に杵築さんの著作のファンでもあったから…。

ああもう、この回答は見事な追い打ち。そりゃただでさえ意識してる人にファンですなんて言われたら作家として相当嬉しいに決まってます。しかもヒロインの態度に嘘がなくまっすぐだからなおさら。

おまえ編集者に向いてるよ。立派な作家たらしだな。ヘンな女

と、信頼したように低く笑う杵築さん。そのままヒロインを抱きしめて(~~!)、なんだかじっと熱い声で耳元に囁きます。

俺にその価値があるっていうなら、少しだけ前払いしてくれよ

…あらまたそのような問題発言を(笑)。このくだりもさっきのシーンと同じ、精一杯ギリギリのアプローチなんだと思います。杵築先生なりの。そんな体から始めようぜ的なこと言って大丈夫なのか、新作をダシにしてるけどちゃんとヒロインに真意は伝わってるのか、後々ややこしいことになるんじゃないかしらん…?と一瞬心配になるけれど、でもこの場面、彼の気質的にこれ以外の口説き方ができないのもよくわかるのです。

まあ心配しなくてもヒロインさんなら全部理解してる気がしますけどね。それに、たとえ「前払い」が文字どおりの意味で、その後万が一体だけの関係になったとしても(ならないけど)、だから何?とでも言いそうな雰囲気。むしろ先生の原稿愛してますから!と力強く返してきそうです。フィクションへの愛は時にそのくらい強く人を動かし暴走させるものであって、それについては私もオタクの端くれとしてよーくわかってるつもり…(何言ってんだ)。とにかく、このヒロインは恋人か否かとかその辺の線引きをくよくよ考えるタイプじゃなさそうです。杵築先生よりよっぽどオトコマエっぽいし。一歩間違えればかなり危険な情熱ではあるけど、でもな… こういう無鉄砲な献身は嫌いじゃないんだよなあ。

とまあそんなわけで、杵築さんの誘いを受け入れるヒロイン。仕事部屋で抱き合う二人。前回と違って今度は杵築さんリードです。静かに優しく、だんだん深くキスしていって…。ああああ、この声! 河村ボイスの特に低音が好きな人(私かよ)にはドストライクのあれやこれや~。そういう場面になると杵築さん、声に気怠さが増してねっとりしてくる気がします。ソファに押し倒してから左耳への「どっちが好き?」の囁き方とか最高にぞくぞく。この左耳アワー+触り合いっこはすばらしや。

しかーし!! ここぞというところでまさかのストップをかけるヒロイン。強制終了を告げます。理由は「締め切り前で時間ないから」。…す、すごいなオイ。。

こんないい瞬間に寸止め&生殺しにされてはたまらない杵築さん。このままじゃ仕事にならないと言って、ヒロインにねだって最後に手だけでしてもらいます。(これはこれでぐはああっ)

それにしてもすごいコントロールっぷりです。ここ、結局ヒロインが最終的に主導権握ってるんですよね。「前払い」を許可したといっても最後まではさせず、あくまで杵築さんの仕事を優先させようとする。そりゃヒロインにだって情はあるけど、すでに自分に溺れかけている杵築さんと一緒に溺れることなく、頑張って理性を保とうとしてる。わお、、、なんというかもう編集者の鏡だなあぁ…!?

 

 

ここまで杵築さんの気持ちが前面に出ていましたが、ヒロイン側の気持ちをも補足するのがこのあとのトラック。さっき言ったとおり、なにも徹頭徹尾原稿一筋というわけではありません。トラック6、もうじき始まる新連載の原稿を取りに仕事場を訪れると、床に倒れている先生の姿が。あわてて駆け寄ると、単にソファにたどり着く手前で力尽きて寝ていただけとわかります。無事と知っても動揺のあまり顔面蒼白、目覚めた先生もびっくりするほど心配顔になってるヒロイン。

おまえがそうやって心配するのは、やっぱり俺がおまえの新しい連載抱えてるから…だよな?

ただでさえきついスケジュールのなか杵築さんが根を詰めて徹夜で執筆していたのは、約束の原稿を落としたくない、ヒロインの期待に応えたいという意気があればこそ。一方のヒロインはどうか。こんなに心配してくれてるけど、その中に俺と同じような仕事以上の感情はあるだろうか…? それをおずおずと確認してみたくなる先生なのです。自分で今の状況作っておきながら(笑) 。まあこの場ではすぐ問いを引っ込めて話をそらしてしまうのですが。先生なんだか乙女~。

 

さらに時が進んでトラック7。例の新連載が開始して間もない頃。ヒロインが買ってきたスイーツをテーブルいっぱいに並べ、連載スタートを祝って乾杯する二人。すっかり打ち解けた雰囲気で会話しつつ、今回の新作については「杵築要の代表作を作るつもり」と気合十分な先生。それもやっぱり隣にヒロインがいればこそ。彼女もまた気合たっぷりで、この連載のため編集者としての手腕を発揮しているようです。

ヒロインに今後の展開がどうなるか聞かれた杵築さんはこう答えます。

まだどう書こうか迷ってるところもある。もっといい言葉があるんじゃないかってずっと考えてて。それにはおまえの力を借りることになるかもな?

…と言われてもヒロインはピンと来ず、取材の話ですか?みたいな反応を返します。そーね、たしかにわかりにくいよね(笑)。そこでちょっと焦れたように、もっとはっきりした言葉で伝えようと試みる杵築さん。このシーンのセリフ、どれも単純な好きとか愛してるじゃないのがまた彼らしくていいですね。

おまえの一番の仕事は…! その、俺のそばにいることだ」(語尾が超小声でぼそぼそ^^)

不思議なんだ。こんな気持ちは初めてで。おまえは俺にひらめきをくれる。おまえといたら、ずっと探してる最後のフレーズが見つかる。そんな気がするんだよ

あああ……、あの変わり者の先生が、今すっごく素直になろうとしてます。妙な始まり方をしてしまったからちゃんとはっきりさせたい、そういう本心を創作活動と絡めて一生懸命伝えようとしてるんです…! えらい、ずいぶん成長したね!(何様) あと以前言ってた「俺は経験したことしか書けない」の設定がここにも効いてる気がします。杵築さんは実体験がじかに創作に結びつくタイプの作家だと考えると、この辺のセリフはある意味彼からヒロインへの最大級の告白といえるのではないでしょーか。こんな発言してる時点ですでにミューズが誕生してるってことではないか。そう受け止めたい。受け止めていいですよね!

いつもと異なる率直な言葉の数々にびっくり気味なヒロインに、

おまえと出会ってから気づいたけど、俺は意外とそういうことを悶々と思い悩むたちなんだよ

とバツの悪そうに説明するのも微笑ましいです。乙女~。で、この一連の告白+ハグに対し、ヒロインは何も言わずにキスで答えます。言葉ではっきり教えてくれとせがむ彼を、愛おしんでからかうように。うわっ最高。。キスだけですよ。。なかなかかっこいいヒロインちゃんですなあ…///

 

というわけで、キスの流れからようやく本格的にイチャイチャを開始する二人。シーン冒頭、なぜか風呂場でヒロインに体を洗われる杵築さんなんですけども…(うおわああああ大好き!!!) 「そんなに執拗に洗わなくたっていつもきれいにしてるっ」等々の切なげな反論もむなしく、されるがまま。も~あまりにかわいすぎて爆笑しました。ヒロインさんもこの反応見て楽しんでるよね、ぜったいSの血が騒いでるよね。先生ごめんね。

しかしヒロイン攻めはこの序盤のみで、あとは杵築さんリードとなります。攻守交代の際の「やる気にさせて、焦らして仕事させて。本当におまえは優秀な編集者だよ」というセリフがいいですね。彼自身そうやって手綱を握られることを何だかんだ楽しんでるかのような口調です。

そのあとは、、、うん。風呂場でのアレもベッドに移ってからの続きも、セリフとシチュエーションは言うことなし。ベッドに座って抱き合いながらするのが素敵だし、いかにもな言い回しがなくてもお互いに求め合ってるんだな、気持ちよさそうだなと伝わってくる感じ。杵築さんの幸福感に流されて恍惚としてるような息づかいもよかったです。ここ、本当に掠れ声になってるのは一体どういう仕組みなんでしょう河村さん…!!

キスしながら達するのも超好みですありがとうございます。いってるじかんがながいのもたいへんよかったとおもいます。あ、書いちゃった…。そういや杵築さんのベッドがキングサイズだと強調されてたのはなぜなんでしょうね。事後、杵築さんがちょっと外してる間にヒロインがベッドの真ん中で先に寝入ってしまうという場面があったので、つまりはキングを占領するクイーンってことなんですかね…?(どんな深読みだよ)しかもこれ実は狸寝入りで、そのあとベッド脇の杵築さんのしみじみした独り言をちゃっかり丸ごと聞いてたってのがまた笑えます。ウフフどこまでもウワテ。。

 

 

この作品、杵築さんとヒロインのキャラクター像がはっきりしていて双方の行動原理もわかりやすく(というか勝手に妄想膨らませやすく)、個人的には聴いててとても楽しかったです。展開もコメディっぽいし、頭からっぽにしてライトに味わえる作品ですよね。ヒロインにすっかり絆されちゃう杵築さんがなんたってかわいいの一言。

最後のトラック9、朝起きると、ヒロインのためにカフェオレとパンケーキを用意する杵築さんの姿が。ぐぬぅ…めちゃくちゃ理想的なシチュ。。昨晩寝る前にヒロインに起こせと頼んでおいたのに、隣に人がいるのが落ち着かなくてつい先に目覚めてしまった…と釈明するのもなんかリアルでいいなと思いました。先生そういうところ神経質そうですもんね。

ヒロインがずっと杵築さんのファンだったことを補足するエピソードのあと、最後の締めで耳元に「なあ、今日は俺のそばにいろよ」と囁く声が破壊力100%でした。ヒロインのことを編集者としても恋人としても必要不可欠な「パートナー」と称すのもナイスです。こういう甘めのエンディングを大好きとか愛してる以外のセリフで結ぶってなかなか難しいと思うのですが、「パートナー」は杵築さんらしい言葉のチョイスで、すごく印象的でした。

 

 

…またしても長い記事になってしまった~、申し訳ありません。特典は簡潔に!

 

ステラ:『熱に浮かされてるのは、どっち?』(15分)

ヒロインが風邪を引いて寝込んでると知り、仕事の合間を縫ってお見舞いにやって来た杵築さん。着替えを手伝ったり体を拭いたりお世話していたら、熱に浮かされたヒロインにもっと触って…とせがまれて、躊躇しつつも結局最後までしちゃいます。いつもと違い従順に言うことを聞くヒロインに何気にえろいポーズとらせて興奮する杵築さんったらもう!!!

事後、帰ろうとする彼を寂しがって引き留めるヒロインですが、「おまえが弱ってると俺も心配で仕事が手につかない(だから大人しく寝てろ)」などと言われ、すぐ納得して引き下がります。先生の仕事が進まないのは困るんですね。やっぱり何より優先事項だから…。。

 

公式:『差し入れはとびきり甘いもので』(12分)

切羽詰まってる・時間がない・とにかくやらせろ(意訳)

ヒロインを電話で突然仕事場に呼び出し、玄関で立ったままコトに及ぼうとする杵築さん。今日まで10日ほど別の担当者に見張られながら缶詰になって執筆していたそうで、いろいろ溜まってかなーり切羽詰まった様子です。

毎日多忙すぎてそうそう甘イチャに浸る余裕はないってことなんですかねぇ…。ヒロインなんてほぼ前戯ゼロで・・されてるし、煎餅どころかもはやお茶漬けサラサラなスピード感。ムードもへったくれもないシチュだなああ。逆に珍しいよ! 笑ったよ!!

最中ちょろっと「俺の家に住まないか」と誘ったりもしてますが、ヒロイン笑って流してるし。あまりにもせわしないからだろっ(笑)  まあこの二人にとってはこれが日常で、今後もずっとこの調子でやっていくんだろーなと思います。『仕事が終わったら、君と。』のタイトルに一番合うのはこの特典だった気もします。というか「仕事が全然終わらない」? 年中仕事??

 

 

# 本日は以上です。ここまでお読みくださった方(もしいれば)、本当にありがとうございました。スローペースで本当にすみません…。過去の記事にも拍手ポチポチ、とっても嬉しいです。元気のもとです~~!(*‘ω‘ *)!

 

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  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >はじめまして さん
    は、はじめましてー!!(≧▽≦) 拍手&メッセージありがとうございます!

    なんとなんと…。引っ越し前に来てくださっていたんですね。しかもブクマまで!
    その節は申し訳ありませんでした。当時悩んでいったんやめかけたのですが、やっぱり自分の好きでやってることだし!と思い直して引越し先で続けることにしました。せっかく読んでいただけてたのに、何の説明もなしにすみませんでした。見つけてくださって本当に本当にありがとうございます(>_< )!

    過去記事もさかのぼって……!!! ぐええ、ありがたい&恥ずかしいっ…( ノωノ)
    どうか大目に見てやってくださいませませ…! 少しでも楽しんでいただけると嬉しいのですが。。

    ア゛ーーーーー!!!!! アイス購入されたんですかーー!? しかも私の記事で…(大赤面)
    いろいろと押しつけがましいこと書いちゃいましたが、あれで興味を持っていただけたのならこのうえなく嬉しいです、とっても幸せです~/// でもあの、その、棒アイスとか大丈夫でしたか??(笑)
    サインはその後額縁に入れて時々眺めてはニヤニヤしてます(変態です)

    ご丁寧なメッセージありがとうございました。元気出ました! 今後もお時間ありましたらぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしてます♪

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