Reverse;~敏腕社長と溺愛彼氏~

Reverse;~敏腕社長と溺愛彼氏~

レーベル:バニラレシピ(フィフスアベニュー)
CV:茶介
シナリオ:七瀬みお
イラスト:荒木夕
2018年7月11日発売

公式サイト

登場キャラ:
久保寺尊

 

いま気づいた。この絵師さん、とろとろどるちぇシリーズと同じ方だあ!

バニラレシピの新作・とろとろ二面性シリーズ。ちがった。『公の場とプライベートとで、彼との立場が反対に…』ってのが共通テーマのようです。よくある二面性(=彼の内面が一方的に変調する)ではなくもっと外向きな、対人関係に応じた変化(関係的自己)というか?  表裏というより “公私” って着眼点。面白いですね。

彼の立場上、二人きりの時とそれ以外とでヒロインへの接し方が変化します。そりゃ誰だって公私で顔を使い分けるものだけど、本作はどちらも最高の理想フェイスに仕立てていて、一粒で何倍もおいしいシチュなのですね~。

外では有能なリーダー、プライベートでは激甘で愛情深く包容力たっぷり。そんな完璧なスパダリモデルを二つ詰め込んでみたって感じ。加えて、よそ行きの仮面のかっこよさとヒロインだけに素を見せてくれる特別感、二つのいいとこどり。

あ、セリフがないからわかりませんがヒロインも彼と同様、公私でがらっと雰囲気違ってたりするのでしょうか。想像すると面白いかもです。

これぞシチュCD!っていう夢を見させてくれるシリーズだと思います。大人の少女漫画。よき。。まだ発売前ですが後続2作もきっとこんな感じのハイスペック彼氏が登場するんでしょうねえ。

第1弾の本作。まさにキャラ紹介のとおりの人柄でした久保寺さん。“敏腕社長” と “溺愛彼氏” ってほんと文字どおり。特にプライベートモードが…、溺愛も溺愛で、めっっちゃくっっちゃ理想の彼氏像。聴いてて何度も「あま~~!」とか「コテコテーーッ!!」とか叫んじゃいました。砂糖味の理想をこれでもかと溶かし込んだあまあまシチュ…!

 

 

父親の後を継ぎ若くして社長職に就いて1年。いまだ風当たりの強い上層部を自らの実力で納得させるため、日々気を張ってビシビシ職務に励む久保寺さん。冒頭トラックはハードスケジュールのなか秘書ヒロインを引き連れ、阿吽の呼吸で仕事をこなしている様子が窺えます。

しかし直後のトラック2、帰宅後の二人きりタイムではまとう空気がガラリと変化します。先ほどのクールでキリッとした口調とは打って変わって甘やさボイス。一体ど~しちゃったの?とびっくりしますが久保寺さん、ヒロインの優秀な仕事ぶりに対するお礼と称し、手料理をふるまっている最中なのです。

育ちの良さそうなおっとりした喋り方に、笑顔がにじみ出てたような軽やかでリラックスした雰囲気。実はこちらが久保寺さんの素顔で、仕事中のあれは戦略的な意味も込めてあえて強気モードを演じているそうです。

ちなみにヒロインとは結婚も同棲もしていません。今はお互い一人暮らし。なんでも結婚目前で急遽社長を継ぐことになり、しばらくは職務優先とならざるをえなかったとか。でも落ち着いたらいずれ…と計画しています。

てか日中あんなピシッとしてた社長さんが家ではニコニコ優しく手料理ふるまってくれるなんて、この時点で反則です。すごいギャップだにゃー。しかもこの夕飯のメニューがまた女子が好きそうな洒落た品ばかりで。トマト味のロールキャベツとエビフライとポテトサラダときのこのクリームスープと(以下略)…う、うらやましいい。お腹すくよおお。

いつも思うけど作中食べ物や料理の名前が出てくると二人の距離感生活感がうっすら伝わってきて印象に残りますね。しかも本作は何もかも理想色のシチュですから、メニューまでなんだか理想的。幸せな気分になります。

ほぼ毎晩一緒に過ごしている二人。でも久保寺さんいわく、必ずしもそうでなきゃいけないルールはないんだとか。一緒にいたい日は一緒に過ごすし、疲れてるなら無理に会わなくてもいい。ごはんも作りたい方が作る or 面倒なら外食でもいい。「制約なんて作らず臨機応変に」――と、当たり前のように爽やかにおっしゃいます。ちょっとそれ、、、あまりにも理解ありすぎませぬか!! この関係性すばらしいです。セリフ一字一句清書して壁に貼りつけたいくらい(笑)

んで、二人で仲良く夕飯を済ませて。寝る前もまだ労わりタイムは続行中で、疲れてるだろうからマッサージしてあげようか?と提案する久保寺さん。するとヒロインはマッサージじゃなく「ぎゅっとしてほしい」とのお返事。で、要望どおり彼から抱きしめてくれます。

その状態で「君の心が少しでも癒されますように」+キス。うわっぷ!! やさし…っ!!「少しでも」どころかさっきの食事シーンからここのハグだけでだいぶもう癒され尽くしましたけど。まったく優しすぎる。これでもかと甘やかしてくれます。

与えれば与えるほど自分も満たされるタイプなんでしょうね、久保寺さん。そうやって多事多端な日々のさなか束の間の栄養補給をしてるんでしょうねぇ…。

そんでもって、このまま始まっちゃう流れです。優しくゆっくりリードして、小さな子をあやすような甘い声で「かわいい」の嵐。大丈夫?つらくない?と気づかいのセリフも頻出。キスもたっぷり。特に耳元に集中するあたりがいいですね~~。息づかいも耳に当たる感触で、近くに来るたびビクッとなりますです///

主導権は基本あちらですが、ヒロインの方からたまらずしがみついたり、自分から積極的になったりもして、結局お互い夢中で蕩けていく感じ。安定の七瀬さんのえちシーンであります…! 今回体位もぷれいもノーマルですがそのぶん声の位置とシンプルながら甘々なセリフとで魅せてきます。直球だ。まるでその恋アフターみたいだな~~!

 

 

ここまでが前半戦。後半は話に動きが生じます。大企業との商談に挑むことになった久保寺カンパニー。老舗ホテルチェーンとの大規模な事業提携だそうで、成功すれば業績アップ間違いなしの重要な局面です。

しかし商談中、同席したヒロインが相手先の社長に目をつけられてしまいます。なんでも女好きで有名な野郎御仁らしく、開口一番「お綺麗な方ですね」とニヤニヤ宣い、あからさまにヒロインを視線で追いかけます。彼の裏の噂を知らなかった久保寺さんは商談後「完全に俺のミスだ」とヒロインに平謝りし、今後彼と極力接触せずに済むよう気を配ってくれます。(ところで二人きりになったとたん社長モードからおっとりボイスに変化するのがやはりいいですね)

それでも先様は狡猾にアプローチを仕掛けてきます。ある日突然秘書室に直接電話して、商談用の資料を自分の元へ届けるようヒロインに依頼。その下心透けて見えすぎ~な手口に、とても行かせられない!と反対する久保寺さんですが、ヒロインは言うとおりにすると主張。相手の心証を悪くして契約成立を阻む原因を作りたくないとの考えからです。この取引が会社の業績、ひいては二人の将来を左右する大事な案件だとわかっているだけに。

訪問自体は無事に済みますが、その際先方がヒロインを自分の秘書として “引き抜き” したいと遠回しに誘ってきたそうで、報告を受けた久保寺さんは怒りに駆られます。放っておけばエスカレートしていくだけだし、ヒロインをこれ以上危険な目に遭わせるわけにはいかない。今回の商談は諦めるしかないだろう――。そう決断しかけますが、再びヒロインから待ったがかかります。

せっかくのチャンスを潰してほしくない。久保寺さんなら今回の商談を成功させられると信じてる。そんな自分なり意志をしっかり伝えるヒロイン。彼女の強い眼差しに背中を押された久保寺さんは、恋人の身を案じつつも取引続行の判断を下します。

ところが。例の社長サン、とうとう直接ヒロインに接触してきます。ある日遅い時間の商談を終えてのこと。久保寺さんと別れた社長、一度帰ったと見せかけ社内に戻ってきて秘書室に侵入し、一人仕事中だったヒロインの元に近づき、腕をつかんで強引に迫り……。っておいおいずいぶん大胆不敵だね!

ここ、ピンチな場面なのにどっちもボイスがないから、足音や衣擦れSEのみの無言の修羅場が数秒続きます。最初「なにごと?」となりますが、後の解説を聞いてからもう一度戻ると具体的に何が起こっていたか非常によくわかります(笑)

で、そやつに迫られてあやうく…のところで久保寺さんが駆けつけ(ドアバターン!)、間一髪でヒロインを救います。

 

・・・すみません、ここからラストトラックにかけてが全体のメインディッシュ、なのですけども。えーっと。個人的には前半の甘々で癒され尽くしたので、それだけでこの作品もう十分でした。というか正直セクハラ社長が登場する部分の展開が微妙で、シチュエーションにそこまで浸れなかったんです。完全に個人的な好みの問題だし、そもそも発売前からあらすじは分かっていたので文句をつけるのは筋違いですが。

でも、ヤなもんはヤダ(笑)。なんていうかなあ…… 嫉妬や第三者の介入で恋が燃え上がる~みたいな話は全然嫌いじゃないのですが、その燃料(燃え上がるきっかけ)がエロジジイかよ、、と。まあ敏腕社長×清楚な秘書という設定自体なんかアレだし、そこへ当て馬のしゃっちょさんなんかが登場したらドラマ的にこういう流れになるのはむしろ普通、いやコテコテのテンプレと言っていいんだろうけど。

あ、作品そのものを批判してるわけじゃないですよ? テンプレ上等だし、先に書いたとおり他は理想的要素が詰まりまくってたから聴いててとても幸せだったし。ただこの部分だけが微妙~に好みから外れたというだけのハナシです。うまく言えないけど…。なんだろな、別の要因で燃え上がってくれたらもっと嬉しかったな。

 

結局。修羅場シーンで久保寺さんがセクハラ社長にガツンと言い放ち、今回のことを口外しないかわりにもう二度とヒロインに近づかぬよう約束させます。

事がすべて済んで社長室に戻ってきた久保寺さんとヒロイン。なんやかやで取引は白紙に戻り、業績アップの好機は逃してしまいました。そのことをたがいに謝りフォローしあう二人。

久保寺さんは「これが最善だった」と優しく微笑みます。今回のことでヒロインがどれだけ自分を想い信頼してくれてるか改めてわかったから、それで十分だと。そりゃ会社のトップとして考えたら内心いろいろ複雑なはずだけど、そんな気配は微塵も見せず、ひたすらあの優しい声で『もう一度二人で頑張ればいい』と笑いかけてくれるのです。も~~完璧な紳士や…。まごうことなき紳士がここにいる…!

これに続くラストトラック【社長室の秘め事】は、文字どおりそのまま社長室でイチャイチャ。勢いでがっつくというよりは、上の会話でおたがい愛が溢れすぎて、もうこの場でせずにはいられないね!みたいな自然な流れです。

普段は絶対しない場所でしちゃうタブー感 + 1回目よりさらに甘いムードと甘いセリフの数々 + 服着たままデスクで…というオフィスシチュ。「ひゃーー///」とならない乙女はいないでしょうね。うむ~!

しかもしかも、途中で急に社長モードに切り変わり、あのクールな声色で攻める場面がちらっと出てきます。これ、ヒロインをもっと興奮させるために久保寺さんが思いついたちょっとしたイタズラなのですが、ヒューーかっこいい!!! かすかにSっぽさが垣間見える低い命令口調がいいですねぇ。

豹変とかそういうのじゃなく、あくまで “イタズラ” って切り口が好きです。まさに大人の悪戯だな~と思います。この作品全体、大人の甘やかしって感じがしてたまらないんですよもう。彼の茶目っ気もそうだし、それに対してヒロインがドギマギ動揺してる様子もなんとなく伝わってきて、すごく胸をくすぐられるシーンでした。そして舐め音が非常~にエロスでした/////

 

 

 

では、いつも以上にまとまらない感想文ですが今日はここまで!

そうそう、蝶毒リパケが届いたのでこれから久々に茶介さんの斯波さんを堪能してこようと思います♪ ってか今ちょっと開始して「な、なつかしいよ〜〜(ノД`)」と感動で鳥肌立ってます。。

 

♯ 過去記事に拍手やメッセージ、心からお礼申し上げます(*_ _)

 

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  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >こばさん
    こんにちは! メッセージありがとうございます(*‘∀‘*)!!!

    おお、ずっと品切れ状態なんですね? すごいなぁ…! たしか追加プレス情報が流れてましたので、そろそろ店舗にも補充されそうな気がします。それにしてもさすがCV茶介さんです…!!

    いえいえ、恋ノ道ポチったのは鳩マンさん熊肉さんのボイス聴きたい!という欲望に負けてなので、、私が欲望に弱すぎるんです(汗) おお、1→2巻と順に聴くと面白いんですね! 了解です!

    こばさん、ほんと幅広くいろいろ聴いてらっしゃると思いますよーー(*´Д`) もし好みの作品に出会いましたら気軽に教えていただけると嬉しいです! ぜひぜひ参考にさせてくださいっ。今後ともよろしくお願いいたします~< (_ _)>

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