TRIANGLE KINGDOM SIDE:F

▲ TRIANGLE KINGDOM SIDE:F

レーベル:バニラレシピ
シナリオ:滝宮那智
イラスト:上條ロロ
2018年3月16日発売

公式サイト ステラワース フィフスアベニュー

登場キャラ:
イヴォン(CV:佐和真中)
ヴァレリアン(CV:土門熱)

 

ああ、FってフランスのFでしたか!(※ジャケに書いてある)

うーんと、前回のラーミウ様とイフラース君はジャケで向かい合ってましたが、今回の二人は背を向け反目してるんですね。つまり共存なんてとんでもない、最終的にどっちか選びなさいってお話なのですね★ (ほんとかよ)

 

 

というわけでフランスが舞台らしいSIDE:F。今回はパン屋の娘が貴族と王様にトリアイされるお話です。

ある日ヒロインの元にヴァレリアンと名乗る貴族が訪ねてきます。若くして即位した国王イヴォンに不信感を抱く彼は、ヒロインから王の情報を聞き出したい魂胆で、二人の関係に探りを入れてきます。鷹揚な態度ですがいかにも腹に一物ありそうな(そして色っぽい)土門さんボイスです。

ヒロインがイヴォンに最後に会ったのは今から3年前。パン屋の常連客だった彼(当時は素性を隠していたため王族とはつゆ知らず)はその日、ヒロインにプロポーズ。君にまだ秘密にしていることがあるんだ… とワケありっぽく前置きしたうえで、家の事情でしばらく来られなくなるけどいずれすべてを捨てて迎えに来ると約束。ヒロインもイヴォンを好いていたらしく、二人は深い仲に。

ところがその後3年間音沙汰なし。ヒロインはずっと彼のことを待ちつづけ、相当思い詰めていた様子。

話を聞いたヴァレリアンはヒロインにこう囁きかけます。

僕が慰めてあげようか?
君は好きだった、信じていた男に裏切られて悲しくて仕方ないんだよね? 君は本当にかわいそうだ。大事に思っていた人間に捨てられた君は…

などなど。イヴォンの裏切りを印象付けたうえで、彼の記憶を上書きしてやろうと言葉巧みにヒロインに迫ります。そしてなんといきなり関係をもっちゃいます。あらあらあら…! のっけから乙女の傷心にむちゃくちゃ付け込んでますねぇ。まあ肝心の濡れ場はカットでしたけど。先のイヴォン回想シーンも濡れ場はカットでしたけど。おかしいな、18推なのに。。

いやわかってますとも、メインは3Pなシリーズですもんね(´・ω・)b しかし今回、Aと違ってなんとも不穏な出だしです。

1週間後。パンの配達で城下町を訪れたヒロインはヴァレリアンに遭遇。さらにそこへたまたま街を巡回中だったイヴォン王も現れます。3年ぶりの再会。動揺するヒロインに「ひと時も君を忘れたことはなかったよ!」と話しかける王ですが、すかさず横槍を入れるヴァレリアン。嫌味たっぷりに王子いやイヴォンと呼び捨てにしつつ、ヒロインと自分がただならぬ仲であることを匂わせ、揺さぶりをかけます。そして馬に相乗りして悠然と退場。うわお、ずいぶん強気な貴族様。王政といえど王の権力がかなり弱いのかしら。。(佐和さんがインタビューで中世と言ってましたが)

ちなみに佐和さんボイスはかなり若々しく、根が素直そうな感じ。計算高く老獪なヴァレリアンと対照的に、いかにも若造っぽい雰囲気が出てます。ヴァレリアンに皮肉られていたとおり王より王子様なイメージです。

イヴォンから面と向かって拒絶されれば諦めがつくと思っていたのに、いざ会って言葉を聞きますます当惑してしまったヒロイン。その様子を見て「面倒だねえ君たちは」とやれやれ顔のヴァレリアン。が、戸惑う彼女を一人で放置せずに、そのまま馬に乗せて配達に付き合ってくれます。口調は嫌味だけど実はちょっと優しいんじゃないですか説。

翌日ヒロインは昨日のお礼のためヴァレリアン宅にパンを届けにやって来ます。そこで貴族である彼が使用人も置かず一人きりで暮らしている理由を知ります。過去に不幸があって屋敷も家族もすべて失ってしまいましたが、貴族の身分を手放さずにすんだのは前国王の援助のおかげ。だからこそ、前王が急に退位し第二王子だったイヴォンが王位についた事実に疑問を感じ、情報を集めていたわけです。

話の中で、一人でいることには慣れてしまったとつぶやくヴァレリアン。

だから君に少し共感しているんだ。大事に思っていた人を、どういう形であれ失うのはつらい

 

 

後日。城を抜け出し突然パン屋を訪れたイヴォン王。ようやくヒロインにこの3年の事情を説明しにやって来ました。ざっくり言うと、当時ヒロインに恋していたイヴォンは王族の身分を捨てる方向で動いていたけれど、父王と第一王子が病に倒れたため急遽王位につかざるをえなくなり、以来どれほど会いたくても会いに来られず今日まで…… という感じ。

しかし。すでにヴァレリアンとヒロインの噂を耳にしていたイヴォンは、すべてを説明したうえで、でも君には相手がいるからこれでお別れだと告げて潔く去ろうとします。(潔すぎ!)  そんな彼を引き留めるヒロイン。たしかにあれ以来ヴァレリアンとは距離が縮まり屋敷にも出入りしてるけど、恋仲じゃない。何よりヒロインだって3年のあいだ辛抱強くイヴォンを待ち続けていたのですから…。それを聞いた王は嬉しさに震え、たまらず彼女にキスします。

がしかし。キスしたときの反応で、ヒロインの気持ちがやっぱりヴァレリアンに傾いているんじゃないかと勘づいたイヴォンは、

それなら、今は遊びのつもりでもかまわない。このまま君を離したくないんだ
君が罪悪感を覚える必要はない。僕が無理矢理したことにしていい

と言って(!)、ヒロインを押し倒します・・・

 

 

そこへ突如部屋に入ってきたヴァレリアン。ぐ、グッドタイミング。。実は外でこっそり話を聞いていたようです。そしてそのまま、あたかも当然のように、王の眼前で堂々とヒロインに手を出し始めます。余裕たっぷりに、「ねえ僕を選びなよ?」などと妖しく囁きつつ、しかしイヴォンには渡さないぜオーラ全開で。王様ー! 思いっきり略奪されてますーー!!

一瞬で場の主導権をかっさらったヴァレリアン。これ以降彼のリードで事が進みます。あたふたするイヴォンに対し「だったら、混ざる?」「君に彼女の肌をさらすのはもったいないけど、3年分の執念に免じて特別に許可してあげるよ」などなど、超強気な挑発。肝心のヒロインはというと、「君が今すぐどちらかを選ぶならやめるよ?」と尋ねられますが、頭の整理がつかずどちらも選べません。とっさに答えを出せなかったせいで、そのままズルズル流されてしまう羽目に。

そんなわけで始まっちゃいました、まさかの3P。おい君たち、ここはハーレムじゃないんだぞ!(笑)  にしてもどーしてこうなったんですかね…。いつの間にかヒロインに惚れてたらしいヴァレリアンの提案も提案ですが、イヴォン王もまたなぜこの状況を受け入れてしまったんでしょう。簡単に煽られ、対抗心を燃やしてヒロインに触れ始めて。Side:Aのように上から命令されたわけでも、何か不可抗力があったわけでもないのに。というかここまで侮辱されたら西洋の貴族社会なんだからまず決闘を申し込むべきではなかろーか。それかまず殴りかかろうよ。実力勝負で取り合いしようよ。なんで第一選択肢が3Pなの(笑)

まあ最初からヴァレリアン>王  という力関係が明白だったことを考えれば、この展開もわからなくはないですが。王もヴァレリアンにかなり苦手意識があると自分で言ってましたし。しかし、王様のはずなのにあまりにも相手の思う壺といいますか…。ライバルの手練手管に踊らされてるように見えました。1回目のシーンなんて「邪魔だよ」「イヴォン、どいて」とか言われて先を越されちゃうし。「壁とお友達になってなよ」もありました。だいぶ邪険。。

逆に言えば王が「温室育ち」と侮られるほどピュアで人が良いキャラクターだったからこそ、こんな奇妙な逆転シチュエーションが生まれたと考えられなくもないですね。

その奇妙だなあ思った例が、ヴァレリアンとしてる最中、ヒロインが自ら手を伸ばしてイヴォンに触れようとする場面がありまして、その行為にイヴォンが「僕のこともちゃんと考えてくれるんだね、ありがとう」とお礼を言うんですよね。いや、ありがとうって。。ちゃんと考えてるって。。なんと説明すべきかわからないのですが、とにかくそこはお礼じゃないだろ!とツッコミを入れてしまいました。(ヴァレリアンからも「寝取られるのが趣味なんじゃない?」と皮肉が。)

 

肝心の3Pシーンですが、1回目も2回目も、全体的にヒロインの快楽より男性側のそれが優先されていたような印象です。あの、結構「かける」描写が多かったですよね。。まるで所有権を主張しあうかのように。実際、ヒロインは最終的に二人の所有物になりかけていたといっても過言ではないかも。だからなのか、個人的には聴いているのが少しきつかったです。おまけに顔に…という描写まで出てきて、一瞬耳を疑いました。何もそこまでしなくていいんじゃないですかね。AVじゃあるまいし。(私はエロシチュは大好きですがAVっぽい描写はどうも苦手です。かなり基準が曖昧ですが^^; )

 

1回目の事後、やっぱりどちらか一方は選べない、でも二人とも失いたくないとのヒロインの発言を受け、これ以降も3人の関係は続くことになります。

ヴァレリアン:「今はこの関係を楽しもうよ。彼女の心の傷が癒えたら、おのずと答えは出るだろうしね
イヴォン:「僕は君が許してくれるまで償うよ。傍にいられなかった時間を埋めて、僕のところに帰って来てもらう

…と、なんだか一見ヒロインを気遣うような言葉をかけてますが、いや、そもそもこの3Pをおっ始めたのは君たち二人でしょーが!!とまたしてもつっこみたくなりました(笑)  なんなんでしょうこの形容しがたい違和感は…。むしろこの関係がよけいヒロインの傷を抉ることになると思うのですが。

実際そうやって先延ばしにしたことで、終盤は三人が三人とも泥沼に浸かり、抜け出せなくなりつつある感じでした。ラスト、二人から「「さあどちらを選ぶ?」」と問われて終わるのですが、そんなこと聞かれてももはやとても答えられない雰囲気でしたよ…!

 

 

 

ふむ~。3Pといってもいろんなシチュがあるんですねぇ~。最近何作か続けて聴いたせいか頭がもちゃもちゃしております。なかなか能天気にハッピーになれないのがつらい。

いっそヒロインが断固主導権を握って二人の男を従えるシチュはないものか~~~!! …あっ すみません。変態的願望がダダ漏れました★

というわけで本日はこの辺で!

# ここまでお読みくださった方はありがとうございました! また、前回たくさん拍手いただき恐縮千万ですーッ (〃゚д゚;A

 

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