私の小鳥 -Schwarz-

スローペースですみません。ようやく小鳥さんです…!!

 

 

私の小鳥 -Schwarz-

レーベル:Tunaboni Collections
CV:河村眞人
シナリオ:かしわ
イラスト:一越A区
2016年7月27日発売

公式サイト

登場キャラ:
コンラート

グリューエン市にある教会の管理人。慇懃無礼な丁寧語を使う。穏やかそうに見えて結構辛辣。孤児の世話などもする根は優しい性格。

 

シリーズ共通の舞台は近世ヨーロッパの架空の小国・リヒトブルク。現在第4弾まで発売していて、各巻に王族の血をひく人物(ヒロイン含む)が登場します。ストーリー自体は直接リンクしてませんが、巻をまたいで人物間にうっすらつながりが見えるのが面白いですね。

現国王はヴィルフリート王、首都はシャッテンといいます。先王の治世に比べて今は諸々ゆるやかで、いい意味で自由が増えて開明的な社会になっている…という点もシリーズの背景としてはポイントです。

とまあそんな世界設定は考えずとも内容的には各巻独立して楽しめる作りになってます。一言で言えば、もう、正攻法のロマンスですよね~~。ど真ん中ストレートで単純明快でロマンチック。だけどツナボニさんらしくディテールが細かくて、一作ずつ丁寧に作られているのがわかります。丁寧で完成されていて聴き手を不安にさせる要素が微塵もないので、安心して作品世界に浸ることができます。

そしてこれまたツナボニさんらしく、ラブシーンでは濃ゆい愛がぶちまけられる仕様になっております(笑)。結構こてこてのめろめろです。展開上そこまで大きな波乱もなく、要は男女二人が出会って恋に落ちてめろめろのえろえろになってめでたしめでたし…★という感じなんですけども。。あの、当ブログに多少なりともお付き合いいただいてる方は、拙者がこういうシチュ大好きってことご存知でござるよね(知らん)

ちなみに最初『私の小鳥』というタイトルを見たときなぜか「私」=ヒロインだと思い込んで、「うわあヒロインちゃんが “あなたは私の小鳥よ” とか言って男を籠絡するシチュなのかな~(゜▽゜*)」と妄想したのは内緒です。どこのファムファタールだよ。とんだ勘違いだよ。実態はもちろん逆で、男性キャラからヒロインへの愛を象徴したフレーズです。個人的なお気に入りは第1弾と第4弾でござるよ。

 

 

1作目の舞台は首都から遠く離れた田舎町・グリューエン市。見知らぬ部屋で目を覚ましたヒロインが男性に声をかけられるシーンから始まります。ここは教会の離れで、神父姿の彼は裏庭で倒れていたヒロインを保護したと言います。

長旅のすえ疲労と空腹で行き倒れてしまったヒロイン。彼女に食事を与えつつ、その容態や身なりを観察する男性。どうやらヒロインは家柄の良いお嬢さんみたいです。

行き倒れた経緯の説明を求められ口ごもるヒロインに、先に男性のほうが自己紹介します。名はコンラートで、神父ではなく教会の管理人をしているとか。なんだか慇懃無礼な口調の彼に再度促されようやく説明するところによれば、ヒロインは親の決めた縁談を拒んで家出してきた身だそうです。

施しとして幾ばくかの金銭を与え、具合がよくなり次第出て行くよう告げるコンラートに対し、行くあてがなく困っていると返すヒロイン。

それを聞いた彼は、貧しい人々のための世話ならするが「あなたのような甘ったれ」に関わってる暇はないと一蹴します。言いたいことはピシャリと言う人で、丁寧語がかえって辛辣に響くというか…。これにはヒロインも思わず「意地悪」とつぶやいたらしく、「そうなんですよ、一見私は優しそうに見えるらしいんですが実はかなり意地悪いんです!」と若干楽しそうに認めます。

んでこの直後、意地悪っぷりを証明するため突然ヒロインを抱き寄せて左耳にイタズラします(!)。ま、待て待て待て! 手が早いーッ!! …とビックリ慌てたところで一瞬で終わりますが。いや一瞬よりは長いかな。。冒頭のこれはインパクトありますねえええ///。ていうか「意地悪」と言われるとどこかにスイッチ入っちゃう人なんでしょうかね。

世間知らずなお嬢さんに “教訓” を与えてまごつかせたわけですが、それでもヒロインは退くことなく、仕事を見つけるまでここに置いてほしいと頼み込みます。

甘ったれと思いきや存外ヒロインに気概があるとみなしたコンラート。しばし考えて、2週間だけ居候を許可します。ただしこの期間内に職に就けなければその間の生活費をヒロインの実家に請求(つまり居場所を通報)するとの条件付きで。

実家への強制送還か、はたまた見知らぬ土地で無事自活の道を見つけられるか。それともその前に彼に「ぱくっと」食われてしまうか…。二人の期間限定の共同生活が始まります。※ヒロインの住まいは納戸だそうです。

この序盤シーンのポイントは、どうやらコンラートはヒロインに『2年前の自分』を重ねているフシがあること。それと「あなたは男の生態をご存知ないようですので」などなど、ヒロインの無防備さ純粋さを強調するたぐいのセリフです。

 

 

仕事探し初日、コンラートはヒロインに町の地図を渡して各エリアの情報を提供します。なんだかんだいって親切で面倒見のいい人のよう。とはいえ朝寝をしていたヒロインの耳に息を吹きかけ飛び起きさせたりもして(笑)。あと『おばかさん』呼びも登場します。

トラック3は同居からはや8日経過。いまだにこの町で仕事が見つけられずしょんぼり帰宅したヒロイン。そんな彼女を労わって、甘いお菓子を与え夕飯を共にしてさりげなく温かい言葉をかけるコンラート。厳しくも優しい、まるで兄のようなポジションです。実際近所の人には兄妹と説明しているらしく、意外と馬が合うのか早くも打ち解けて会話を続ける二人。

独特な敬語を駆使しつつ、思ったことは歯に衣着せず率直に指摘する性格の彼。ヒロイン視点では時々「むう、意地悪…!」と頬を膨らませたくもなるようです。しかし文字どおりの意地悪ではなく、“叱咤激励”というか。意地悪と優しいは同義語じゃないのとだんだん思えてくるような…そんな台詞回しが続きます。

10分に満たないトラック3ですが、センテンスごとに声の表情がくるくる変わります。ヒロインを優しくからかったり、ふいに声をひそめて神妙になったり、褒めるところは褒めたり。自分の言葉一つ一つにヒロインが素直な反応を示すのを楽しんでる様子もあり。ちなみにヒロインを鳥にたとえるとヒヨドリだそうです。ヒヨドリ…、鳴き声が大きくて元気でお転婆で向こう見ずなイメージですね。

このトラックは【恋愛談義】というタイトル。家出の原因となった縁談話を発端にちょっとした恋愛談義にも花が咲きます。話の中でコンラートの恋愛経験や過去の境遇が垣間見えたり(「特殊な環境」にいたため結構乱れていた)、経験皆無のヒロインに恋とは何ぞや的な講釈がなされたり。

自分の恋愛観は一般的ではないと断ったうえで「どちらかというと好きな人はいじめたくなります」とケロッとのたまうあたり、聴いてるこちらはほらキターーー!!と身を乗り出す勢いですが(笑)、ヒロインは「ひどいです…」と返したようです。

コンラートの過去に関わるもうひとつの話題として、母親についても言及されます。むかし城で女官をしていたこと。タフで情熱的で恋多き女だった彼女が、コンラートを一人で生んで育てたこと。その後外交官に見初められ、今は外国(※公式特典SSによるとスペイン)で暮らしていること。母親のことを話すときのコンラートの声はとても温かく敬愛の気持ちがこもっています。

そして彼女がよく言っていたという「食べて眠ればたいていのことはうまくいく」の言葉や、「大丈夫、できるよ」+キス(おでこかな?)のおまじないをヒロインに授け、職探しの成功を祈ってくれます。もおお、この時点ですでにかなり優しい人じゃないですかーー…!?///

 

 

先に肝心な部分に触れてしまえばこの作品、『男を知らないヒロインに男が一から教え込むシチュ』と言えそうです。あくまで間接的なテーマとしてですが(本筋は本筋としてしっかり描かれています)。こういう二人の関係性っていかにもツナボニさんっぽい!と思うんですよね。なんとなく。私だけかな。ひよこや小鳥さんに「刷り込み」して、いろんな意味で溺愛するシチュ。

ただ一方的に教え込むだけであればいわゆる「男の夢」=男性視点のめでたい話になっちゃいますが、そうではなくて、セリフの端々から男性キャラがヒロインにめためたに惚れ込んで抜け出せなくなってるのがわかるんですよね。

主導権は常に男性側にあるけど、惚れすぎて愛が溢れてお手上げ…!みたいな。ヒロインと出逢うことにより、これまでの余裕や平静を失っていくような。それこそまさに「恋をする」ってことなんでしょうけども。男性キャラのそんな様子を観察できるシチュって聴いてるこちらはにやにや喜んじゃうというか、つまりオイシイんですよねえぇ。。とかワケわからんこと言ってますがうまく伝わってるでしょうか…??

 

 

さて居候生活の期限があっという間に迫ってきたトラック4、起承転結でいえば「転」がやって来ます。

タイムリミット目前にも関わらず仕事が見つからず行き詰ったヒロイン。以前コンラートが「あなたには縁のないところ」と解説していた繁華街の裏路地に足を踏み入れ、客引きをしていたお兄さんに思い切って声をかけます。ちなみにこの三下風お兄さん、酒場の用心棒でCVはやじまのぼるさんです。(やじまさんうまいよね!)

一方、ヒロインの帰りが遅いのを心配して町中を探し回っていたコンラート。ようやく見つけた彼女はいかがわしい界隈で肩むき出しのドレスを身に纏い客引きの最中でした。酒場の女給として雇われたそうで、すでに客にお酌をしただけでなく、支度金も受け取り済みだとか。

話を聞いてコンラートは愕然。ヒロインが夜の世界で生きていくなんて無理、ドレスも金も返してきましょうと苦々しい様子で即断します。が、往来で話し込む二人を見咎めて用心棒のお兄さんが突っかかってきます。

硬く冷静な声で応じるコンラート VS 迷惑料として法外な額を吹っかけナイフで脅してくるお兄さん。ここでヒロインを危険な目に遭わせぬようコンラートがやむなく懐から取り出したるは、なんと王家の紋章が刻まれたロザリオで…!!(※ジャケ絵参照)

…皆さん思ったかもしれませんがこのロザリオ、まるで黄門様の印籠ですね^^。あ、そうか、実はこの作品近世ヨーロッパの皮をかぶった江戸人情劇だったのね~~(笑)!!……というのは冗談として。

コンラートの正体は現国王の弟の一人(先王の第十王子)なのでした。で、ワケあって国王から預かっているそのロザリオを用心棒にドーンと見せつけ、よもやこんな無体な店があるとは…と脅しをかけると、お兄さんは手のひらを返して退散していったのでした。国王の威光スゴイ。。

 

 

てなわけで無事帰路についた二人ですが、コンラートは静かに怒りを燃やしています。ドレスを脱がせ、厨房で湯を沸かし、酒と香水の匂いが染みついたヒロインの髪を洗いはじめます。有無を言わさぬ雰囲気にヒロインも戸惑い気味。

危険を予測できない箱入りのおばかさん」と手厳しい彼ですが、怒りの原因は心配をかけられたことではなく、むしろ自分が提案したタイムリミットのせいでヒロインを結果的に追い詰めてしまったことにある様子。加えてヒロインが酒場で見ず知らずの男たちに体を触られたことへの嫉妬もじわじわ噴出。髪を拭き終えたら、今度は触られた部分を一つ一つ確認して体じゅうを布でゴシゴシ。そして不意にヒロインに顔を上げるよう命じ、激しくキス。

顔を離し、部屋に戻るよう告げるコンラート。ですがヒロインはその場を離れず、先刻から気になっていたロザリオについて質問。こうなった以上嘘をつくわけにもいかない、とコンラートが打ち明けるところによれば、このロザリオは2年前彼が城を出て庶民の中で生活したいと希望した際、国王から授けられたものだそうです。

二つとない貴重な王家のロザリオを弟に預けるって、考えてみるとなんだかすごいことですね。今回のようにピンチの時のお助けアイテムとしても使えるけど(ただしこんな使い方はすべきでないとコンラートは反省してたけど)、それだけでなく、王から自分探しの旅に出る弟に対する一種のメッセージにも受け取れます。まるで『おまえは王族の人間だからその責務を忘れるな』『立派になって戻ってくるように』…というような。

城を出る前の生活はどうだったかというと、コンラート含め王子は14人もいました。継承権の低い者はまともな教育も受けられず、何もやることがなくて城内でひたすら刹那的な日々を送らざるをえなかったそうです。このあたりトラック3の彼の恋愛経験談と紐づきますね。ーー※コンラートの過去は公式サイトで公開されているSS『あなたのすべてを知りたくて』が補完してくれるのですが、このSS切なくて大好きです。

だからこそ彼は自分の存在意義を求め、城を出て民衆の中に身を置こうと一念発起したわけですが、そんな弟にロザリオを託すって… 一見粋な配慮に見えて、なかなか重い責任を与えてますね王様。これじゃヘタな生き方はできませんよね。市井で自分なりの使命を必ず見出すように、と命じている気さえします。

2年のあいだ田舎町の教会で働いて民の生活をつぶさに見たコンラートは、貧しい人々を受け入れる施設、とくに孤児院の発展に尽力したいと思うようになりました。そして自分探しもそろそろ潮時で、城に戻るべき頃だと自覚もしています。

話を終え今度こそもう寝るよう促す彼。しかしヒロインはその場を動かず、なんと「あなたを好きになったかもしれません」と発言。「今言うんですか、それを」のセリフどおり、たしかにこのタイミングでーー!!という告白です。だって嫉妬もあらわに髪やら体やら拭かれてキスされて、でもこれ以上何かする前に戻れって言われたところで逆に自ら飛び込んでいくんですもんね。わーお! 火に薪をくべるようなもの!

あいにくですがその想いには応えません」と流され、一瞬ショックを受けるヒロインですが、彼の真意はもちろん逆。ヒロインのことを心から愛しく思っている、ただし縁談前の思い出作りレベルの恋心ならばお断り。「私のものになってもらわないと我慢できないんです」「私に死ぬほど愛される覚悟があなたにありますか?」などと耳元へ熱っぽく尋ねます。この辺の告白もちょっとひねくれていて、でもでもド直球でヘビーな愛情投下で、いかにもコンラートらしいなと思います。最終確認を経て、二人は寝所へ向かいます。

 

 

トラック6は【熱い一夜】のタイトルどおり熱い夜。…というかもはや熱帯夜ですね。。何を措いてもまずこの28分間の全えろすを演じきった河村さんが、なんだかもうものすごいなぁと。

これ、すべて声だけの一人芝居なんですよね~~。いやそれ以外に何があるんだよ初心に帰りすぎだろって感じですが、これだけたくさんシチュCDを聴いてもいまだにその事実が信じられず呆然とする時があります。特にこういう作品に出会ってしまったときはー!

どこがえろいって全部えろい。以上。で終わらせたいところですが(うまく説明できる自信がないよ)、要点だけかいつまんで述べるとすれば、、、はじめてのヒロインには何もかも強烈ですよねこれええぇ……!! 「まったく優しくできそうにない」の前置きから始まって、宣告どおりのあれやこれやの強烈な刺激。ヒロインは開始5分で涙を流してます。

深いキスをしたかと思えば、両耳を攻めつつ「もう誰ともこんなことはできませんよ。私のものになったのだから」と囁いて釘を刺したり。また酒場のことを思い出して腹立たしくなったのか、ヒロインの脚を舌で “消毒” しまくったり。初っ端から容赦ない愛撫を与えに与え、ヒロインの素直な反応をとっぷり味わって、「ご存知じゃないですか、私が意地悪だって。でも好きなんでしょう?」と微笑んで。おおう…。それにこのリップ音の嵐ときたら……!!

ヒロインに命ずる体勢も相当いやらしくて、さらにそれを観察して解説するセリフも生々しくて、ああああ、恥ずかしいいいい!!!(笑)  なんといってもこのSっ気の滲んだ上品な低めの声と独特な言葉づかい。リップ音と声と息づかいとすべてひっくるめて、いやらしいこと一から教え込んで刻み付けてる感じ。

ヒロインはヒロインで初めから感度良好で、彼の攻めを100%受け止めていきます。これにはコンラートも何度も驚いてます。聴いてるこちらもびっくりするほど。。そんなヒロインの反応を見て「楽しみです、快楽に弱そうで」と笑う彼もまた、かなり精力強くてタフなご様子で。この二人は今後も際限なくイチャイチャし尽くせる気がします。いやもうどんどんエンジョイするがいいさ!!

最初の挿入シーンもこりゃまたイジワルで、はじめてのヒロインにはハードルの高い指示が下ります。で、一生懸命やってみてこれ以上無理!となったヒロインに「かわいいですね、私の小鳥さんは」と囁いてキスする流れが、あああもう最高じゃないですか…!? そのあとは彼リードでコトが進むし、ヒロインをかわいいかわいい言って愛でてるし、なんだかんだで優しい1回目になってます。それにこのシーンのキスの甘さときたら…。

最初はヒロインだけ達して、その後 “小休止”(ぎゃああ)を経て2回目突入なのですが、体位含めて2回目は結構ハードです。でも聴いてて苦しくなる類では全然なくて、濃ゆい愛情のカタマリを浴びてお腹いっぱい!という感じのアレコレです。特に「もっといじめたい」「不満そうに口がとがってる。くちばしですか、これは(キス)」などのセリフに悶絶しました。 ああ~~河村さんなのでやっぱり声もリップ音も死ぬほど素敵~~!!!(しつこい)

事後、しばらくくっついたまま体温を分け合う描写があるのもよかったです。ヒロインに頭を撫でられ、少しだけドギマギするコンラートがかわいいったらない…。。

 

 

熱い一夜を経てのラストトラックは【私の小鳥】。簡潔かつ見事な締めです。

朝ヒロインが目を覚ますと、正装して出かけようとするコンラートの姿が。なんでもあのあと寝ずに過ごしたそうで(タフだよね!)、これからすぐ城へ赴いて国王陛下に「やりたい仕事が見つかった」と報告に行くとか。晴れ晴れとした穏やかな声色です。

近いうちに教会を引き払って首都に移住するつもりの彼ですが、それは城に帰るためではなく、自分が見出した使命を果たすため。もう一つの目的は、ヒロインの両親に挨拶するため――。

身分や境遇はまるで異なるけれど、ともに窮屈な実家から逃げ出したコンラートとヒロインは、グリューエンの町で出会い、ようやく彼らなりの自由を見つけました。最後の「似てるんです、私たち。うまくやっていきましょうね」「私の小鳥さん、お返事は?」のセリフも優しく響いて、この二人は一緒に暮らしたら楽しいだろうな、これからきっと目一杯幸せになれるだろうな… と想像がふくらむ終わり方でした。めでたしめでたし。

 

 

 

さて、いい加減長くなりましたので特典は簡単に! 特典は若干夫婦漫才になってます。にやにや。

 

アニメイト特典:【コンラートのお料理教室】

本編後日談。首都シャッテンで暮らしはじめた二人。コンラートは孤児院設立に奔走中で、予算確保のため議会で官僚相手に戦っている様子。仕事を終えやれやれと帰宅して、愛しのヒロインと夕飯…と思いきや、台所から異臭が。

あわてて隠そうとするヒロインですが、炭と化した物体をあえなく発見されてしまいます(本編からヒロインは料理が苦手)。もとは豚肉だったその残骸を見て「今しがた食べ物の大事さを力説して来たばかりなんですけどね…」と溜息をつくコンラート。この一連のシーンがコミカルで、河村さんの演技センスが光ってます。

自ら夕飯の支度に取りかかる彼を手伝おうとするヒロイン。しかし緊張のせいかナイフで指を切ってしまいます。で、なんだか意味深に傷を舐められ、そうこうするうちいやらしい雰囲気になって…というお約束な展開。ヒロインを台所の作業台に乗せてお料理教室が始まります。もーなんてえっちなの!!

いつものイジワル発揮でヒロインを焦らす一方、「私はあなたといるとホッとするんですよ」とか「困るな、かわいすぎて…」とつぶやいてキスしたり、コンラートの飴ムチが実感できるシチュです。

後ろからするシーンで「イヤなんですよ、余裕のない顔を見られるの」と言う彼に「見たい」と返すヒロインちゃん。ここでは結局その表情を見られないまま終わりますが、ステラ特典ではしっかり目撃できます。

 

ステラワース特典:【甘い言葉はベッドの中で】

時系列的にはこちらの方が後ではないかと思います。朝、悪夢から目覚めると、なぜか腕をシャツで縛られていたコンラート。ヒロインを問いつめたところ、日頃意地悪ばかりされるからその “仕返し” に思いついたと白状。「たまには優しくして」というヒロインに、コンラートは昨夜だってちゃんと気持ちよくさせたし相当優しいと思いますが??とケロリ。

もっと優しい言葉がほしい!との頼みを受け、気障なセリフ(某美食倶楽部風)を決めてみますが、ヒロインは「三文小説っぽい」と一蹴。あきらめた彼女が腕をほどいたところで押し倒され、そのままお仕置きと称して襲われちゃいます。

この「どうしてくれようか…」以降のセリフがいかにもコンラートらしくて、ぎゃ~いやらしいいやらしいッ! しかもこのあと命じられるプレイがまたとてもえちいのです(好きです)。具体的に「指南」もされちゃいますよ…!!

最中ヒロインのことがかわいくてたまらず甘々モードに突入するコンラート。「こんなにあなたに夢中です」「見て、私の顔どうなっていますか?」と促します(あ! 見せた!)。これでようやくヒロインは彼の切なげな表情を目に刻むことができたのでした。事後、耳元への「私がどんなにあなたの虜かわかってください」「離れないでくださいね」の囁きも甘ーーい……!! 本当に好きで好きで仕方がないんだとわかる甘さでした。

最後、コンラートは婚礼用のドレスを取り出し、ヒロインに披露します。それに対する彼女の反応(に対する彼の唖然とした反応)がまた笑えるのですが、まあ、身分差から正式な妻にはなれないとヒロインが思い込んでいたのはしょうがないと思いますね…。。ちなみに国王陛下のお妃様も民間出身だそうで、コンラートも兄王と同じ道を行くわけですね!

 

 

以上です。長々とすみません。。読みづらかったと思いますが、最後までお読みくださった方はありがとうございました。大変おつかれさまでした!

こんな感じで旧作の感想も少しずつ増やしていきたいと思います。リクエストなどありましたらぜひ(^^)/  のろまなので時間はかかりますが、いくらでも書きますよ!

次回は新作ですね。30日以降に更新予定です。ではまた~。

# 前回の記事に拍手ポチやメッセージ、ありがとうございました。大感謝です~♪♪

 

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  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >べりさん
    こんにちは! わーー記事読んでくださったんですね、ありがとうございます!! 上げるの遅くなってすみません(>_< ) コンラートさん大好きだけど語るの難しいな~と思ってたので、リクエストのおかげでようやく奮起して書けました。こちらこそ本当にありがとうございました♪

    もう、コンラートさんの情熱には心臓が持ちませんよねっ。4巻のジェローデルさんも色気がスゴイです~。黒井鋼さんの優しく真摯で切ない演技がたまりません。
    すごい! べりさんは全巻全特典お持ちなんですね!! 特にアニメイト版が笑いの傾向強いんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか(笑) 。ほんと続編出てほしいですよね。もうないんですかねー。公式さんに伝えてみようかな…。王様の若い頃とかも見たいです(´∀`)

    あああ、ルポ4よかったですかああ~~~!!! 私はこれから聴くところです!! なんか聴くのがもったいないなぁ…♪

    リクエストありがとうございます! 嬉しいです。あああ~、セルジュさんも遙真さんもいつかじっくり書きたいと思っていました!
    はい、新作がひと段落ついたらまたニヤニヤだらだら語ってみますね! お忙しいところとは思いますが、お時間ありましたらぜひ遊びに来てくださいませー(≧∇≦)

  2. あめ より:

    ●拍手返信
    >こばさん(その2)
    わ~~追伸ありがとうございます!! ご親切に…(*´Д`)
    ほんとですかっ、共感していただけたのなら何よりです~! こばさんのメッセージにいつも励まされてます!

    ああ、寝落ちしちゃいますよねぇ…。やさしい楽園はあのエコーとBGMに妙な催眠効果があるような気がしますね;; 深川緑さんの演技自体は素晴らしかったのですが~!(実はあれ、最後のオチが引っかかって感想書けずにいます^^;)

    ありがとうございます、新作も旧作もぼちぼち書いていきますね。またお時間あれば遊びにいらしてください! こばさん的に6月発売で気に入ったのがありましたら教えてくださいね~~!(^^♪

  3. あめ より:

    ●拍手返信
    >こばさん
    こんにちは! こちらこそ、いつもご訪問ありがとうございます~(´▽`)

    よ、よかった… 小鳥好きのこばさんに読んでいただけて。反応嬉しいです! いろいろ見当違いなこと書いてたらごめんなさい。。

    ね、ツナボニワールド全開って感じですよねー。河村さんの演技も素敵すぎて…! 慇懃無礼と思いきや情が厚くて情熱的で、一度始まったら止まらない(笑)コンラートさんを完璧に表現されてましたねー。上品な声もぴったりで! なんとも言えない魅力です~~(*´з`)

    「できますし!」可愛いですよね!!!!(ここも書けばよかったー>< )うれし泣きするヒロインにあわあわしたり、各種リアクションが本当においしい特典でしたね★

    さ、サインの件もありがとうございます…! ついその場のテンションで騒いでしまって、田舎者丸出しですね。。お目汚し失礼しましたーm(__)m でも、こばさんの優しいお言葉が本当に本当に嬉しいです(。-_-。)!

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