迷蝶

◆迷蝶(パンタレイ)3 -明けの星は相ともに歌い-

レーベル: ダブリルムーン
CV: 深川緑
シナリオ: 五島美雨
イラスト: えまる・じょん
2016年10月発売

登場キャラ:
ソーヴ・ブラン

年齢不詳(外見は20代後半)
月で生まれ育った月の民。地球の演劇に詳しく、脚本家であり演出家。
普段は地球人に似た姿をしているが、実は柔軟に変えることができる高エネルギー生命体。『触手』と呼ばれる伸縮自在の突起物を出すことができる。ただし、恥ずかしがって普段はほとんど見せることはない。愛情深く、感じたことは積極的に言葉で表すよう心掛けている。

 

ダブリルムーンさんの作品は細部まですっごく丁寧に作られてますよね。スタッフさんの心意気が素敵…!

自分は迷蝶シリーズが初ダブリルさんでした。なのでいろいろ印象深いです。

他にはない世界観だし、エロは濃密だけと根っこにあるのは途方もない純愛だし、人外萌えできますし。

あとセリフが視覚的なイメージを喚起しまくるのが何ともおもしろいです~。

ブックレットの【蜘蛛と蝶】の物語もすごくきれいで悲しくて、大好きです。(※公式サイトでも全文読めます)
蜘蛛が巣にかかった蝶を抱きしめるイメージがそのまま男女二人(の行為シーン)に反映されてます。もう、蝶のことが死ぬほど好きで好きでたまらないんだね、蜘蛛さんは……!

最初聴いたときにびっくりしたのがその行為シーンの長さ。ほぼ全編それに集中しております。しかも1~3巻どれも特殊なシチュエーション。皆さん饒舌で、微に入り細に入り囁きまくる。長い。濃い。実況中継。最高!

それだけ尺を取るのが可能なのも、世界観と人物像を事前にがっちり固めてるからでしょうね。聴く方も先にブックレット読んで頭に入れとかなきゃ…って感じですが、それがまたいろいろ妄想の種になって楽しいのです。

細かくみると、作中いろんなメタファーやらオマージュやらの仕掛けがあるらしいことは察知できますが、自分頭ぱっぱらぱーなので全然理解できてません★ なんとな~~く雰囲気を楽しんでるだけです。ま、いつもの自己満足さ!

 

各巻で時代も種族も違うので、物語どうしが直接関わり合うことはありません。ヒロインも一応その時々で違う女性です。ただ、パンタレイ(「万物流転」の意)なので、一番最初にあった「何か」が形を変えつつ綿々と連鎖していくということでして。

全体のキーワードは

  • 「そして私は、何度も君にたどりつく」
  • 「月はいつも私(俺/オレ)たちを見ている」

 

第1巻のヴァンパイア・ロイさん(cv河村さん)が満月を見ながら愛を誓う場面で

月は移り気で満ち欠けをしてるのではなく、無限の繰り返しを私たちに教えてくれているんです

私たちを取り巻くすべてがどのように移ろい変わっていったとしても、月が必ずそこにあるように、私の心だけは決して変わらない

って言っていて、うん。。
後から考えますと、これが男性キャラ3人の想いのすべてなんだよな~と思います。

運命や宿命ってテーマに弱い自分はあっさりぐっさりやられました。

※「月は移り気(不実)」はロミジュリのジュリエットのセリフ。作中何度か言及される戯曲は十中八九ロミジュリですよね。たしかジュリエットがロミオに「月に誓うのなんかダメ」って言う場面あったはず。(もし違ってたらこっそり教えてください!)

 

ヒロインと同じ種族になれないっていうのも各巻共通してますね。異種族に生まれてこそ結ばれる運命なんだそうだけど、それまた物凄い皮肉。毎回ヒロイン(人間)の方が先に生を終えるから、一番最初と同じ蜘蛛の「先立たれる苦しみ」みたいなのが延々と繰り返されてるのかなと思うと……やるせなし。

どのキャラも心からヒロインを愛しているのに少し悲しげに見えるのは、その先をうっすら予見してるからでしょうか。。

 

……ところで今日はなぜ第3巻の感想になってるかといいますと、、、

単純にソーヴさんが大好きだからです。

(いつもまともなレビューができないブログで申し訳ないっす…)

このキャラ設定を一目見た瞬間好きになったんです。皆さんいかがですかっ

高エネルギー生命体ですよ!
紛う方なき触手装備ですよ!!

これ、もうヒロインを喜ばせるためだけの完璧な装備といっても過言ではないぞ。いろんな意味でスペック高すぎるソーヴさん!

まだ聴いたことない方は(って今更ですね^^;)公式サイトにセリフがいっぱい引用されてますのでぜひ見てみてください~↓↓ 私はこれで食指が動きました。

 

もちろんロイさんもリュカオンさんも大好きです。(そのうちちゃんと記事にしたい!)

ソーヴさんは、前二人を先に聴かないとピンと来ないかもしれません。この二人あってこそのソーヴさんのお話なのです。逆に言うとラストっておいしい立ち位置。二人の想いを連綿と引き継いでるわけで、聴く側もそういう目で見ちゃうところはあります。

それも含めて、個人的な好みがソーヴさんだったよという話です。

cvの深川緑さんのお声も大好きで、優美&恥ずかしがり&愛情深いって設定どおりの感じ。この方はこういう優男トーンが一番しっくりくるな~って気がいたします!

…あとは何だろうなあ。もう書くことないような気がするなあ(笑) だってさっき言ったようにほぼ全編いちゃいちゃしてるだけなんだもーん。(もーんじゃない) いいセリフも全部公式に載ってますし。

何といっても触手がとにかく最高なんですけど、これ逐一解説するのはさすがの私も恥ずかしいぞっ☆

この作品、ヒロインさんの特徴が全然描かれてないので、第三者視点で聴くのは難しいかもしれません。YOUも蝶々さんになれってことですかね。わかったOK。

…と素直に諦めて聴いた結果、粉砕。(理性が)
忘れかけてた何かを思い出した気がしたよ! すっごい恥ずかしいよ!

 

ダブリルさんといえば特典に特に力を入れるレーベルさん。今回がんばって3種類全部揃えたのですが、特にすごかったのがステラ特典【琥珀の徴】。特典で収録時間30分近くあるってのも拍手ですが内容もまた…

これはもうやり尽くしたんじゃないですかっ! ほぼすべての性感帯を同時に制するなんて!!! ソーヴさんでなければできない神業。もはや異次元のテクニック。ちょっとうらやましい。

全部やり尽くしたあと、最後の最後で「次からは少しずつにして、慣らしていこうか。フフッ」って言ったのには思わず笑っちゃいましたけどね。め、めちゃくちゃ今更!

何はともあれこのサービス精神と凝った世界観。私はこれ聴いてダブリルムーンさんに一生ついていこうと思いました!

 

以上、短めですがこの辺ですかね。なんか全然中身がない感想だなぁ。少しでも伝わっていればいいのですが。。

たびたび聴き返してるシリーズなので、何か書けそうなことが出てきたら追記するかもしれませぬ。ではまた♪

 

Comment