風呂シチュ選手権-2-

さあさっそく第2回参ります~。あ、第1回はこちらです。

 

 

その恋のはじまり方 vol.1 茜旺汰

milkychain
CV:まつたけ弥太郎
2017年2月22日発売
公式サイト

 

身体の関係がきっかけで恋がはじまるシリーズ第1弾。彼氏に捨てられ悲しみのどん底にいたヒロイン。一人で雨に打たれていたら、同じ大学の仲のいい後輩・旺汰君に声をかけられます。そのまま彼の家に上がり、流されるように一夜を共に過ごして……さあその後どーなる? というお話。

以前からずっと先輩ヒロインのことが好きだった旺汰君。今までは恋心を隠してひたすら “いい後輩” の顔で接してきましたが、失恋直後のピンポイントでアプローチをかけるあたり、素はけっこう強引です。

最中まだ元カレのことを考えてしまうヒロインに対し、してる姿をわざと鏡に映し、今は自分が相手だと自覚させるとか。おやまあ、これはなかなか、その、いきなりすごいな…!!

とはいえ旺汰君、声は平常時と変わらず軽やかで甘いままなので、不思議と強引にも自分本位にも聞こえません。客観的には失恋の弱みに付け込んでる図なのに、こりゃ流されてもしかたがないと思ってしまうんだな(オイ)

その後ヒロインの心は揺れに揺れ、終盤まで気持ちが定まらないのですが、そんな優柔不断な面も含め旺汰君は一途に彼女を求めます。

『1年前嫌なことがあってかなり凹んでいたとき、何も聞かずに一緒にいてくれた。それがすごく嬉しくて気持ちが楽になり、それから好きになった』

最初のシーンでそう打ち明けた旺汰君。実は彼自身もずっと抱えている問題がありまして、そこが本作のもう一つのポイントです。本当は将来絵の道に進みたいのに、良家の息子だから家業を継がなければならない。常に本心を殺して父親の言いつけに従わなければならない。それに関してひどく落ち込んでいたとき慰めてくれたのがヒロインだったのです。

ストーリーとしては、ヒロインの迷いっぷりと旺汰君のしたたかな作戦(?)が見どころでしょうか。キャラは2巻の夕貴さんを聴いたときと近い印象を持ちました。旺汰君も基本爽やかでいい人だし、ヒロイン思いなのは言うまでもありません。物語も素直にハッピーエンドを迎えます。でも、どこか引っかかりが残るのです。

『意識的な小悪魔』と設定にはありますが、小悪魔といわれて思い浮かぶ典型とはちょっと違うよーな気もします。人に媚びるタイプではないし。ふいに笑顔で冷たいセリフを放ったりもするし。

ヒロインの気持ちを見透かして、“好きかもしれない” を “好き” に変える強引さがあります。

好きって言葉はまだ言ってくれなくてもいいから。俺、先輩のここ、心の中にもういるよね。違う?

…と、ヒロインの未成熟な気持ちを言語化してはっきり自覚させるようなセリフ。

それから

俺、あなたと慰めじゃないえっちがしたい。抱きしめあってキスして、お互いのこといっぱい感じたら、どれだけ気持ちが変わったか確かめられると思うんだ

って発言もまた妙に説得力があり(これは2回目直前のセリフ)。うーーむ、、なんか深いです。「こういうキャラ」と一言で表せない不思議な魅力があるんですよね…。うまく書けないけど。

 

で、風呂シチュはどこに出てくるかといいますと、特典です。って特典かよ。そうです特典です^^;  お風呂特典にはたいていノックアウトだわん。。

ステラワース特典『お風呂で甘く』

本編アフターストーリー。急な雨に打たれてずぶ濡れになって帰宅した二人。俺たちって雨に縁があるのかな」と笑う旺汰君。そうそう、最初のあのときも雨に濡れてましたよね… ってちょっと待て、雨に濡れる、だと…?

雨に濡れたからお風呂に入るって展開、よくないですか。単純にシチュエーションとして大いに惹かれます。つかみは満点。

一緒にお風呂に入ることになり、まずは湯船の中で緊張するヒロインに積極的にキスする旺汰君。つづいて体を洗うタイムへ。恥じらうヒロインもなんのその、完全に旺汰君のペースです。いたずらっぽい口調で次々といやらしいセリフを放ちながら、上半身を重点的に洗って洗って…。なんでしょうこれ、言葉攻めというか洗い攻め?(笑) すごく楽しそうなんですけど旺汰君。

旺汰君、すごくいいよって言ってよ。言ってくれないの? じゃ、言いたくなるようにしてあげる」と妖しく笑い、手の泡を洗い流して今度はアレをコレするとか、ああああ!! 定番なんだけどいやらしいい!!

真っ最中、キスが少なくてさみしがるヒロインに、ちょっと体勢変えれば後ろからでもキスできるよ★と鮮やかに対応するところがまたナイスです。ところでお風呂って立ちバックが多いような気がs(強制終了)

あ、事後に「浴室暖房でのぼせちゃったね」というセリフがあって、唐突なワードについ笑ってしまったのですが、そうだ、考えてみれば旺汰君はお金持ちなのでした。本編でも「風呂が大理石」とか言ってたもん…(すげえ)

 

 

 

お付き合いのカタチ 八木原圭

APRICOT
CV:天野晴
2017年5月26日発売
公式サイト

 

和風ロールキャベツ系!?』だそうです。おいしそう。じゃなくてえーっと、なんでしたっけそれ。要するに一見クセがなく爽やかそうに見えて愛が濃ゆいアプリコット一族直系男子ってことですかね!(※勝手な見解です)

25歳書道家の八木原さん。ヒロインとの出会いはカルチャースクールの書道教室。お互い好意をもっていたけれど、講師-生徒の立場もあって想いは実らず…。というか一度ヒロインから告白したけれど、やんわりかわされてしまったみたいです。

そんな冒頭シーンから半年後。教室を卒業したヒロインは、ある日街中(どこかの会場?)で偶然八木原さんに遭遇。二人で駅まで歩きながら久々に言葉を交わし、当時のことを振り返ります。そして別れ際―― ヒロインが改札口に消える前に、彼があわてて駆け寄ってきます。

以前ヒロインの気持ちを受け入れなかったことを深く後悔していたのか、この機会を逃せばもう会えないと思ったのか、意を決したように告白の言葉を伝えます。ヒロインはもちろんOK。晴れてお付き合い開始でめでたしめでたし。…とここまでがプロローグ。

ジャケのとおり和装の紳士・八木原さん。恋人同士になっても丁寧な言葉づかいと穏和な態度を崩しません。電話口も初デート中もとにかく穏やか。天野さんのこのゆっくり優しい落ち着いた声、癒されるなぁ~(*´ω`*) なんてふわふわした気分で聴いていましたら、べっどではかなりじょうねつてきでおどろきました。。

といっても豹変したりがっつくわけではありません。丁寧な口調と所作は相変わらず。でもなんというか、求め方がいちいち濃いのです。ゆっくり溶かすようなキスの仕方。そこまで?と戸惑うくらいじっくり深い愛撫。ヒロインが立っていられなくなったところでようやくベッドに移り、さらに続きを…… ってまだ玄関にいたんかい!(笑)

八木原さん、穏和に見えて実はとっくに理性のネジが数本飛んでるんじゃないかしら?と思い至ったときにはもうドロドロに溶かされてます。とにかく濃ゆいんだなあ。。つながってる真っ最中に「(指を)舐めるの、終わりですか? もっとがんばりましょう?」とか笑顔でおっしゃるし。お、おおおお…!!(動揺)

そうして初めて抱き合ったあとの、「いろんなところの慎みがどこかに行ってしまって本当に申し訳ないです」という反省のセリフに思わず吹いてしまったのは私だけでしょーか。本人はいたって大真面目だけど、はにかんで言う言葉じゃないよねそれ(笑)

しかもその夜もその翌朝もまたイチャイチャして、結局一日中イチャイチャしたそうですから、すごいよねえぇ。「私たちはずっと一緒にいるんです」とか「それはかなり重篤な両想いですね」とか一歩間違えればヤンデレのような発言も飛び出すあたり、じわじわ破壊力のあるキャラクターです。これは一筋縄ではいかないぞ…!

このほか中盤からラストにかけて書道で賞を取るエピソードなども出てきますが、これまた冷静に考えるとヤン 愛が重いね八木原さん!と察せられる内容になってます。一度離れてから再会までのあいだヒロインへの想いを人知れず深く溜め込んでいたんだなあ…と。だから一度ストッパーが外れたら愛情がドバドバ表に溢れてくるわけですね、愛が止まらないわけですね。

それはさておきお風呂の場面。全体で2回ある濡れ場のうち2回目です。週末八木原さんの家を訪れたヒロイン。夕飯前にお風呂を済ますよう言われて素直に従ったら、ドア越しにちゃっかり「一緒に入ってもいいですか?」と彼。さ、最初からそのつもりだったなー! あとから言うなんてずるいーー! 夕飯は食べさせてくれないんだろ、後回しなんだろーー!!

あなたを抱くために一緒に入れてもらったんです」と宣言して、ヒロインにキスを浴びせてその気にさせちゃいます。このお風呂シーン、めっちゃくちゃえろいんですよね…/// なにがえろいって、文字で細かく説明するのがためらわれるくらいいやらしいプレイ。えっと、あの、詳細は本編に譲りますが、要はうしろからアレをなめるとか、すまたとか、です。…一瞬『彼とお風呂でしたいコト♡ぜんぶ』が始まったかと思った(?)

まあ途中でベッドに移動しちゃうんですけども、個人的には最後までお風呂でしてくれたら嬉しかったなと思います。そのくらい風呂シーンがよかったので。とにかく「いやらしい」って表現がぴったり。じっくり・濃い・いやらしいの3点セット。

とはいえあれだけイチャついても、やっぱり不思議と「ガツガツしてる」とは感じません。ボイスに品があるし、作品全体が静かなムードで貫かれているからでしょうか。和風紳士っていいなあ…!

 

 

 

Switching?! volume 01 桃井歩の場合

milkychain
CV:天野晴
2015年8月5日発売
公式サイト

 

梅園町に暮らすカップルの日常&ちょっとした変化を起承転結で小気味よく描いたシリーズ。第1弾の歩君は19歳の大学生で、5歳年上の社会人ヒロインと付き合っています。高校受験の頃ヒロインが彼の家庭教師を務めたのが馴れ初めです。

Switchingの名のとおり、“あること” がきっかけで彼にスイッチが入っちゃう!というのが共通設定。スイッチが入ったらどんなふうに変化するかもキャラによって違います。

歩君の場合は『頭を撫でられること』。ヒロインに撫でられた途端、照れてまごついて調子が狂ってしまう。これがまたかわいいんですな~~。ちなみにその反応にも深いワケがありまして、それは最後のオチで明かされます。

本音と建前を使い分けるのが上手な歩君。さっきの旺汰君同様『ちょっと気弱で危なっかしい年上彼女を引っ張る賢い年下キャラ』といえるでしょうか。要領がよく、周囲には処世術として “いい顔” で振る舞う一方、ヒロインにだけは素顔をさらし、思ったことをズバズバ言う毒舌っ子。軽妙なトークでヒロインをからかってはケラケラ笑ってます。口達者。

冒頭いつものように待ち合わせして、カフェ<かぜまち>(vol.3桜田さんのお店)に入ってお茶しながら何気ない雑談を交わすシーン。不意打ちの甘い言葉に顔を赤らめたヒロインに、「他になんて言ってほしい? いいよ~、言ってあげるからリクエストちょーだい??」と追い打ちをかけます。この言い方にめちゃくちゃ心をくすぐられるんです。これぞ小悪魔ではないか!?

にしても、ちょっと腹黒いけど根は優しいキャラクターを演じさせたら一等賞じゃないですかね天野さんは。あのいたずらっぽい笑い方が最高にキュートなのです…。

キャストインタビューで天野さんが「気を許したヒロインに対しては少し乱暴な言葉遣いをみせますが、それでも嫌味なキャラクターにならない」とおっしゃってましたが、まさにそのとおり。というか嫌味にならないのは天野さんの演技のおかげなんですよね。あんなにズケズケものを言うのにちっとも嫌味に響かない。むしろウェルカム! もっと言って! と思っちゃいます(笑)

たしかにちょっと口が悪いけど、いじけたところがなく快活で明るい。なにより愛嬌があるキャラです。愛情表現もストレートなのでヒロインのことが大好きだとよ~くわかります。彼女の弱気なところもウジウジしたところもまるっと受け止め、背中を押してくれます。「年の差は気にしない」ときっぱり言い切るのに身長が低いことは気にするとか、かわいい面も多々あるし。

それと、実は幼少から高校時代までサッカーに打ち込んでいたけれど、今は小遣い稼ぎで時折サークルの助っ人を引き受ける程度。この「なぜサッカーを続けなかったのか」に対する答えにも彼なりの思いの深さが窺えて、いいな~と思えます。

物語的には、駅前再開発により大学キャンパスの移転話が浮上 → ヒロインのお悩み(転職問題)も絡んで二人のあいだに距離ができてしまう…!? → 心機一転でうまいこと乗り越える、という感じ。

街の様子からキャラの身辺までいろいろ細かい設定がありますが、物語全体はすっきりきれいにまとまっています。各要素がよく噛み合い、テンポもよいので聴いててまったくストレスになりません。肩ひじ張らないカジュアルな日常シチュの理想だと(個人的には)思います。

そして歩君、いつでもヒロインに対し優勢というわけではなく、例のスイッチが入ると隙ができていつの間にか主導権をとられちゃいます。1回目のイチャイチャシーン、最初はいかにも甘~いイジワルなセリフを並べて積極的にリードしてたのに、頭を撫でられたとたん調子が狂い、攻守交替になっちゃいます。ヒロインもここぞというタイミングで撫でていて、やられっぱなしじゃないのが面白い。

きじょーいで焦らされたり激しくされたり、なんだかんだ翻弄されて「止めてってば…ッ!」と切なげに訴えるところなんて、あああ~~さいこう~~/// 達してから「おまえ… なに、すんだよ、もう…!」ととぎれとぎれに訴えるのも。。ヤンチャな男の子が不意打ち喰らってドギマギするシチュが大好きな方にはぜひ聴いてほしいです。(※変態くさいオススメな自覚はある)

 

風呂シチュはラストトラックの一つ前【ふたりのじかん】に登場します。尺は11分。内容が濃いせいかまったく短く感じません。

しばらくケンカ中だった二人が仲直りして、新居で久しぶりにイチャイチャする場面。その場所がお風呂なのです。二人とも今まで実家暮らしだったのですが、仲直りついでに歩君からサプライズで同棲の提案。そうすれば今の問題を解決できるし、一緒にいる時間が確保できるだろ★って、、、ウワーーーやさしいいい(;∀;)←

新居の風呂場で洗いっこ、いや触りあいっこします。たしかにこの二人ならどちらか一方ではなく、お互いに触るのが合ってる気がしますねぇ~。てか仲直りえっちが風呂なんてそれだけでもう言うことないじゃないか… 最強に甘いじゃないか…。

たっぷりキスしながら触りあって(器用だな!)、いやらしいこと囁いて。これがまたエコーのおかげでいっそう色っぽく響くんですよね。

途中でまたしてもヒロインに頭を撫でられますが、今度はその手を奪い中断させ、歩君がリードし続けます。「会ってないあいだ一人でしてた?」と尋ねてヒロインに自分で触らせる場面が特によき。。後ろから突きながら耳元に「好きだよ、大好き」と深く囁きかける箇所も。オール囁き×乱れた息づかいなのです///

最後、イき方が激しめなのがとてーもグッド。ここの声の震えがすごくいいです。

 

 

 

 

以上、本日は3作とも初語りでした。その3につづきます~。次回はたぶん特典多め。定番のあれも!(`・ω・´)

 

#前回拍手ボタン押してくださった方、またメッセージをくださった方、ありがとうございました。最後までお読みいただけてとても嬉しいです(#^^#)

 

16
  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >べりさん
    こんにちは~メッセージありがとうございます! 読んでて楽しくてニヤニヤしちゃいました(*´ω`*)

    その恋、べりさんは公式特典だったんですね。嫉妬編ですかぁ…!(←調べた)
    Switchingは個人的にかなり好きなシリーズです(^-^)b 各巻ちょっとだけリンクしてるのも楽しかったり。

    ミルチェとアプリコット、いいですよね~~。好感度も信頼度もMAXのレーベルです。私も心から応援してまする!

    ぐはっっΣ(゚Д゚) そうですご明察です!!! 眼鏡&猫の彼も、眼鏡&タバコの彼も登場します! 見抜かれてる…ウフフ

    べりさんの「お風呂大好きな彼」って誰だろう…。……誰だろう~~~??? 美食家の人かな…???
    はい、出て来なかったらぜひ教えてください! 気になるです!

    おおっ 茶介さんのお風呂作品も! スラスラ出てくるのがすごい! さすがですね(´∀`)
    リミット・コールは恥ずかしながらシリーズ自体聴いたことがないんですよね~。お風呂シーンがあるならなおさら気になります。。
    SWEET×SWEET三笠さんいいですよねッ/// あと、男ともだちなつかしい!と思いました(わりと初期に聴いた記憶が^^)

    錫伊さんホビガ特典!!! わーいべりさんもゲットされたんですね! あれは絶対登場させようと思ってます。どのタイミングで出そうかな…。
    あんな愉快な(でもしっかり色気もある)特典なかなかないですよね。いや魚ビチビチとか勝手なこと言ってすみません;; べりさんが寛容でよかった…(´o`;)

    そうですねー、久保寺社長と有馬さんにお風呂シーンがあれば…! 想像するだけでほっこりします。確実に癒しの湯ですね。

    ああ、たしかに兄弟は究極の選択でしたね;。年上キャラ好きだけど自分が年取ってきた今は… ってところにめちゃくちゃ共感しちゃいました(*´-`)

    自分も数年前だったら確実にお兄さんスキーを主張してたと思うんですけど、今は甲乙つけがたい、というか弟いじらしい!!好き!!って気持ちがかなり強くなってますw

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