やはり悪魔の2回目が

どうもこんにちは。11月はDark2とカフネ2がいちばん楽しみだった者です。

ていうか佐和さん今月ひねくれた役ばっかですね?^^;

そんなわけでお楽しみ第1号・魔術師フィリップさん。昨夜聴きました!

 

◆Dark -闇に堕ちた愛- 2 魔術師の王だったクイーン フィリップ

レーベル: GOLD
CV: 佐和真中
シナリオ: 堀川ごぼこ
イラスト: 胡桃
2017年11月22日発売

登場キャラ:
魔術師フィリップ

狡猾で自分勝手、目的のためには手段を選ばない一方、暇な日常に飽き飽きし、事態を面白くすることに集中する。

★契約した悪魔:君主ウァサゴ

 

このシリーズやっぱり悪魔が降りてきた2回目のシーンが一番ツボです。前回のサレオス先輩のガッツリどっぷり感もよかったし、今回のウァサゴさんの優しく溶かしていく感じもよかった。人外設定は数多くあれど「悪魔が憑依する演技」ってレア…。普通のシチュCDとはちょっと違う構成だしエロ特化なので最初ポカーンとしたけど、第2弾聴いてすっかり好きになってる自分がいます。

それと『本当に怖い人は優しい』ってフレーズの意味が分かってきましたね! 人間的・一般的な意味ではなく、文字どおり「悪魔的な」優しさを表現しようとしてるのかと。そしてヒロインは(何やら魔法の力で)この優しい悪魔に魅入られてしまうので、男性キャラは嫉妬や絶望に駆られた末、悪魔の力を凌駕してやろうと決意する。

確かにストーリーは薄めだけど、これはこれで最高じゃないですか。キャストの演技を堪能できるし。なんていうか、「一人3役(3パターン)見せよ」っていうムチャ振りに対し、キャストがすごいクオリティで打ち返してくる。ファンにはたまりません。あ、3パターンってのは人間ver、悪魔ver、再び人間verの計3回の行為シーンってことですね。これだけ見られれば十分満足っす…。ちなみに1回目は必ず無理やりで、その直後に悪魔が降りてきての2回目突入なのですが、ここのスイッチ切替わりがすごく楽しい。

今回の悪魔・ウァサゴの“温和で優しく、素直で嘘をつかない。悪とは真反対にあるような性格”って特徴。1巻の感想でサレオスさん意外とまともだ…と書きましたが、そう。なぜか悪魔の方が人間よりまともな印象なんです。サレオスの行動原理は単純で、契約の代償にただヒロインを味わわせてもらっただけって態度で、人間に危害を加える意図は全然ないみたいでした。さすが「好色でおおらか」なだけある。

今回のウァサゴはもうちょっと複雑でした。全編フィリップ視点なので見えにくいですが、一通り聴くとウァサゴがある目的をもって行動していた【※】ことが判ります。

【※】冒頭あえて鏡にヒロインの未来の姿を映してフィリップに恋心を焚きつけ、魂の契約をさせる。というのもウァサゴもまたヒロインに惚れているから。契約をすればフィリップの体を使ってヒロインに近づくことができる… そんな目論見があったが、結局ヒロインと交われたのはあの1回だけ。フィリップは強力な魔術師なのでその後態勢を立て直し、ヒロインの記憶を操作してラストでは立場逆転。悪魔が人間に従属する羽目になってしまった。でもウァサゴは最初からその結末を覚悟していた。「過去と未来を見通せる能力」があるから。それでも恋心が高じて、あえてこんな苦しい手段を選んででもヒロインに近づくことを望んだ。

こんな感じですかね~。終盤のフィリップの「見えてるよね。人間より優しい俺の悪魔…」以降の一連のセリフからそう判断したんですけども。特に「すべては彼女に恋したせいだ。嫉妬に狂いながらもこの俺のいいなりになることだけが惚れた女の幸せに繋がると知ってるんだよね?」のあたり。。

おお、ウァサゴはとても悪とは思えない悪魔ですね。少なくともヒロインの意志を無視してがっつく人間たちよりよほどまともでした。対するフィリップさん、鏡に向かって見せつけるなんて底意地悪いよ。(や、悪くて全然いいんですけど!)

何よりあの悪魔が憑依した時の佐和さんの口調が可愛くて優しすぎて、もうそれが個人的なハイライトでしたよ!

今回のストーリーは白雪姫をベースにしたような話でしたね。

発売前から不思議だったのが、なんでフィリップさんわざわざヒロインの「継母」に変身するんだろう?という点。どうしてそんなまどろっこしい方法を選ぶのか。

まあ「暇な日常に飽き飽きし、事態を面白くすることに集中する」というキャラ設定なので、わかるっちゃわかるんですけど。天才型はあらゆることを容易にこなせちゃうから多少ひねりを加えないと簡単にクリアできてツマラナイってやつ??

…とか適当に考えてたんですけど、実際に聴いてから思ったのは、この白雪姫的な舞台において姫(ヒロイン)以外のすべての役を担うことで、姫を自分に徹底的に依存させ支配し尽くしてやるぜ的な意図があったのかな~と。

考えてみるとフィリップさん、継母役だけでなく国を支配する女王でもあったし、毒林檎を与えてヒロインを殺害しようとする魔女でもあったし、森の中の小屋でヒロインの命を救う小人でもあったし、後々女王となる姫に求婚する王子様の役回りでもあったんです。全部自作自演なんですけどね。

いくら目的のためとはいえなんだってこんな面倒な芝居を演じるんだか(笑) やっぱり相当ひねくれてるようですね、フィリップさん。

そういえば2作目が白雪姫、3作目が千夜一夜っぽいのはわかりますが、1作目の元ネタがいまだにピンと来ていません…。

 

あと他に書き忘れたことあるかなあ。あ、今回もちょろっと入るBGMがよかったです。ゲームのサントラみたい。いいですね、ああいうの好き。

 

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