カフネ3

◆文豪達のカフネ 第三巻 上東野独歩

レーベル: Chouette(カナリアレコード)
CV: 皇帝
シナリオ: 一色かなこ/アザミ白秋
イラスト: やすだしのぐ
2017年12月20日発売

登場キャラ:
上東野 独歩(かとうの・どっぽ)

 

狂った愛と死がテーマのカフネ最終巻。毎回言ってますがやすださんの絵がすばらし~~!

ところでカナリアレコードさんからアニメイト特典CD誤収録による交換案内が出てましたね。はい、私もアニメイトでした。。

だってメイト版『嘱望の彼方』は本編前日譚ですよ? まだ仮面が剥がれる前のお勉強シーンですよ、手ほどきですよ、レクチャーですよ??

実際に本編聴いてからも思ったのですが、監禁決行より前の、ヒロインと今の関係になる過程の方が個人的に興味があったんですよね~。一応トラック1で軽く説明されてましたが、より詳しくはジャケ説明文で補うしかなくて。

[※経緯]
執筆生活で体を壊した上東野は、療養先の茅ヶ崎でヒロインに一目惚れする。家庭教師と教え子の関係となった二人は、しだいに深い仲になっていく。箱入り娘で世間知らずな彼女に勉強と称してはあらぬことを教える上東野。その愛情はいつしか歪な執着心へと変貌を遂げていき…

↑この辺のシーンもっと詳しく見たかった!

本編冒頭もそのお勉強の最中(キスシーン)ですが、出会ってすでに2カ月経過後。あらぬこと教え込みました感の上東野先生です。

そして「今度一緒に東京へ遊びに行くか」とにこやかに提案。「君だって外の世界を見てみたいよな」「いつも勉強を頑張ってるご褒美」「一緒にアイスクリームを食べようか」等々の甘言でヒロインを大喜びさせます。

しかし東京行きの汽車に乗った直後、笑顔のまま豹変。茅ヶ崎には戻らない、今日から俺と一緒に東京で暮らすと宣言し、あとはひたすら塩対応。愕然とするヒロインに微笑まじりで「恨むならノコノコついてきた阿呆な自分を恨むんだな」と容赦なく言い放ちます。(←この言い方とてもいい!)

ここまででトラック2。これ以降、東京の上東野さん宅で監禁され続けるヒロインです。常時鎖につながれてるのでトイレも行けず、その状態であれやこれやの行為を強要されます。「飼い慣らされた娘に親御さんもさぞかし驚くだろうな」と上東野さんも言ってましたが、たしかに「飼われてる」感じが強い描写が続きます。

ん~~どう説明したものかなぁ。。上に書いたとおりトイレに行けないことによるアレコレ。あと、正式に結婚するまで処女を取っておくという謎の理屈で後ろの方から、とか。

ヒロインの意志を全否定しておきながら、帰りたいと訴えられると「これ以上ないくらい大切にしている」「どうして俺の愛を理解してくれないんだ」と逆ギレして声を荒げます。ヒロインは最後の最後まで抵抗してましたけどね。

CVの皇帝さんがサイコパスだとコメントしてましたが、どうでしょうね。これ聴いた方はどう思ったでしょう? 私はサイコパスはむしろ2巻の園原さんにぴったりの言葉だと思います。園原さんは聴いてるこちらがポカーンとするほどヤバイお人でしたが、上東野さんは彼と比べると思考回路がわかりやすく描かれていたので、サイコパスというよりも猟奇的なヤンデレじゃないかな~と。生まれながらにオカシイというよりは、元はそうでもなかったけど今は狂い果ててしまった男というか。R18ゲーのバッドエンドでわりと見るような監禁男というか。

本人の発言によれば、幼い頃母親に捨てられたことがトラウマになってるみたいです。あと文壇で自分の作品が認められないことに苦しみ体を壊すほどだったそうです(2巻のヒロインと同じ結核でしょうか)。そう考えると愛情とか承認に飢えてたタイプなのかも、と。他人に大切にされたことがないから自分も他人をどう愛せばいいかわからない、自己中心的にしか物事を考えられないDV男。…という風に私は見えました。もちろんそんな単純に括れない部分もあるとは思いますが。。あと、両親に大切に育てられ世間の荒波を知らないヒロインを多少憎んでる節もあったように思います。

最後、教会での狂った結婚式はなかなか残酷でした。1巻は心中、2巻も園原さんが後追いしたと私は解釈してるので、きっとこの3巻も…なんでしょう。はっきりと描かれてはいませんが。血まみれになって狂い笑いする皇さんの演技がただただすごかったです。(しかしもはや皇さん=狂い笑いってイメージになってるなあ)

うーん…..なんだかあまりうまく評せなくて。的外れだったらごめんなさい。。人を選ぶ内容ではありますが、よくまとまっているストーリーですので、病み・執着・猟奇系が好みの方は購入する価値アリです。最後のシーンは特にインパクトがありました。

個人的には2巻と3巻の発売順が逆だったらまた印象違ったかもと思います。

 

 

ちなみにメイト特典についてですが、交換品は1月初旬から順次発送とのことです。

私のようなオンラインショップからの購入者は、公式HPの専用フォームに注文番号や住所氏名を入力・送信するのみでOKでした。(欠陥品の返送は不要)

他所様のブログとか読んでると、過去にもシチュCDの音声不備の例はいろいろあるようですね。自分が遭遇したのは今回が初めてでした。にしてもレーベルさん側で完成品のチェックってしないものなんですかね? それともできないのかな〜? ド素人なのでその辺まるきり不案内ですが。。

カナリアレコードさんは発売当日すぐ交換のお知らせを発表していたので対応早いなあと思いました。

自分の場合、発売翌日に届いたし事前に情報も得ていたので心の準備がありましたが、何も知らず聴いた人はさぞかしビックリしただろうなあ。一応再生してみたのですが、なんかこっちが悪いことしてる気分でした(ナゼ)※誤収録されてたのは同レーベルのBL作品です。

 

 

さて。まだ書き途中の新作&旧作があるのでそれアップしてから、今年のマイベストやってみることにしましたよ~。勝手にやっちゃいますよ~~。たぶん年明けちゃいますが。よろしければお付き合いください♪

ではまた明日!

 

6
  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >こばさん
    あああありがとうございます…! そしてごめんなさい!!! 私のムチャ振りにとても親切に応じてくださって。こちらこそ大晦日のお忙しいなか本当に、本当に!ありがとうございました。めっちゃくちゃ嬉しくて興奮しまくりです(*´Д`*)

    三楽さんのおやすみ彼氏、絶対買おうと思いました。というかさっきポチりました(笑) このシリーズ実は2作しか聴いたことがなかったのですが、なるほど! そういえばヤンデレでもネコでも王子でもない普通の三楽さんは私も聴いたことないです。レアです。これは盲点でした…! しかもしかも、アイスっぽいんですか!?? わーーーーい(≧▽≦) 三楽さんのキャストトークも大好きなので楽しみです♪

    おおっ! Dark3注文されたんですねええ!! 嬉しい…ですが、また勝手な萌えを叩きつけただけの記事だったので(絵もホントすみません)、大丈夫でしょうか。こばさんの好みに少しでも合うといいなあ。「このブログでおすすめされてたけど全然好みじゃなかった!チッ!」みたいなことも当然あるかと思うので、的外れだと思ったらいつでもツッコミ入れてくださいね。

    いやいやこばさん、私なぞよりずっと読みやすく丁寧な文章です!本当に!! 見習いたい…。自分の「これ聴けよコルァ( ゚Д゚)」的オススメの仕方に対し、こばさんはなんて丁寧で優しいことか…! 改めて、教えていただきありがとうございました。そしてご負担をかけてしまったことお詫びします。

    これからも気が向いたらいつでも遊びに来てくださいね。大歓迎です! マイベストはあまり期待せずにお待ちください(笑)
    どうぞよいお年をお迎えくださいね~!!(*^▽^*)

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