新米ルポライター、頑張ります! Round 2

新米ルポライター、頑張ります! Round 2

レーベル:A’sRing
CV:土門熱
シナリオ:堀川ごぼこ
イラスト:夜咲こん
2018年4月25日発売

公式サイト ステラワース HOBiGIRLS

登場キャラ:
倉下建吾

性に対し絶倫な、肉食ワイルド属性。飲み仲間である錫伊からの紹介でヒロインに協力することになる。テーマ「様々な体位」を喜んで引き受ける。

 

なぜかRound 1 の1週間後に発売されました、期待のシリーズ第2弾。今回のテーマは『様々な体位』。取材相手はエネルギッシュな絶倫大工・倉下さんです。

土門さん単独のシチュCDは久しぶりに購入したのですが、一言で言うと、なんかすごいものを聴いてしまった…という感じです。

 

まず第一声のタイトルコールで思わず「かっっけ~~~!!!」と叫びが漏れました。なんだろうこの押忍! いや雄! みたいな発声は。(?)

トラック1は前日譚。前巻同様、サシ飲みの席で錫伊さんが事前に協力の根回し。取材テーマが “イマドキの恋愛とえっち”、しかも体位特集と聞いて山賊のように爆笑しつつ、ほぼ迷いなしに「全然いいっすよ?」と承諾する倉下さん。最近女性と縁遠かったらしくこれはチャンスとばかりにノリノリで引き受けます。自他ともに認める絶倫&経験豊富ではあるけれど、特に体位に詳しいわけでもないらしく…?

倉下さんとヒロインは顔見知りで、錫伊さん含め3人で飲みに行ったことがある程度の仲のようです。…う~~ん、錫伊さんは一体どういうつもりで彼らにこんなミッションを与えているのでしょうね。さっぱり見当がつきません~。もしや惚れた女に別の男を当てがうのが性癖とか?? 堀川さんシナリオでいろんな男の元を渡り歩くヒロインというとS氏シリーズが思い浮かびますが、でも今回は必ずしも錫伊さんが最終的なゴール(本命)ってわけでもないようですし。ともかく彼の登場が楽しみです。すでに期待がふくらんでますー。

 

Cool-B 5月号のSSによるとトラック1後、二人はハシゴ2軒目で宮林さんの創作料理屋に顔を出してました。そう、、、これって連載第1回目を経たあとのお話なんですよね。つまり新米編集者ヒロインはRound 1 の宮林さん(純天使)の協力のおかげで言葉責めを体得済みってことで。うわわわ、よく考えると複雑怪奇な状況になりつつあるのでは。もし宮林さんと倉下さんが互いの事実を知ったらどうなるのだろーか…(錫伊さんめ!)

それはそれとして。この巻を聴いてなんとなくわかってきたのは、ヒロインは本当にルポライター精神でこの取材を敢行してるらしいということです。いやそれ以外に何があるんだよって感じですが、えーっと、彼女はあくまで自分が企画した記事のために、文字どおり体当たりで男たちに飛び込んでいってると言いますか。上司に与えられた試練に受けて立つ的な、格闘家のようなヒロインさん。だからRoundなのか? まあ開始前は一応恥ずかしがったり緊張したりもするようですが、いざ始まってみればがっぷり真剣に取り組んでますよね。。

しかも終わったあとはズルズルくよくよ引きずることもなく、わりと淡白っぽいし。むしろ後々引きずってるのは男性側のようです(惚れたもん負け)。流されてるようで流されてない、ペース握られてるようで握ってる、なかなか勇ましいヒロインちゃんのようにお見受けいたします。

 

話を戻しましてトラック2。取材決行の日です。倉下さんと二人きり、隠れ家系個室ブラジル料理屋(マニアック!)のカップル席で飲むヒロイン。たしかに南米料理は精がつきそうだしカイピリーニャはおいしそうだけども、なんつーか、錫伊さんといいヒロインといい、まず酒の力を借りないと行動できないのかっ(笑)。自分自身の恥の意識を飛ばしたり気合入れるためならわかるけど、相手のおにーさんも酔わせるってちょっと怖くないですか。何されるかわからないのに大丈夫かヒロイン、心配だぞっ!?

しかしこちらがおろおろする間もなく、すでにスイッチ入っちゃってる倉下さん。初っ端からキス…どころか触らせてます&触られてます。指まで入れられてます。お、おいおいおい早いッ! 絶対もう目据わってるでしょ、もしくはギラギラしてるでしょ!!

酔いまじりのくぐもった声が至近距離で炸裂し、色気が四方に吐き散らかされ、この時点で早くも倉下さんの雄っ気にむせかえりそうであります。。ところでこのシーンの「おまえ言葉責めで感じるんだ」というセリフに一瞬他の男(純天使)の顔がチラついたのは私だけでしょうか。

そんな危うい状態のまま本題に移る倉下さん。ヒロイン持参の体位資料をめくって読んでもらいながら(※自分は手がふさがってるため)、実際は48じゃなくて96あるとか、筋力ある男じゃなきゃ不可能なものが多い…と考察。

ちなみに「48の表裏」の意味がわからなかった私はまずここでググりました(笑)。ついでにこれを機にいろいろ調べてみたら、予想外にアクロバティックな体位が多くてひとしきり笑ってしまった。もっと普通にやれよ! 疲れるよ! と心の中で総ツッコミを入れつつ、でもこれ昔の庶民はスポーツのように楽しんでたのかなと想像すると可笑しいです。たしかに腕と腰とお腹あたりに筋力が必要そう(女子も)。あとネーミングがやたらと風雅ですよね。

 

そんなこんなでトラック3。飲み屋の勢いのままホテルになだれ込んだ二人。おお、ラウンド2のゴングが鳴… いや鳴る前にフライング気味で思いっきりがっつかれてます。部屋に入った瞬間いきなり、ザツな体位で即突かれるヒロイン。あ、あわわ、待って、まだ心の準備が。。

倉下さんのこの、酔いと性欲が高まりすぎて呂律が回ってない感じの早口。リアルに獣臭くて怖いくらいです。ほんとすごい臨場感…(ゴクリ)

ヒロインの指摘ですぐ体勢を修正し、早々に一つ目の体位をクリアした二人。一度出してとりあえず衝動が落ち着いたのか、例の資料に目を通してもっと女子が楽な体位はないか探しはじめる倉下さん。ぐったりするヒロインの横で何事もなかったかのようにケロッとしてます。1回くらいじゃ全然何ともないみたいです。さすが、絶倫ってのは本当に本当だったんですねえぇ…!

 

本編中に登場する体位は堀川さんが紹介されていたとおり

  • 【トラック3】櫓立ち → 抱き上げ → 敷き小股(→ 花菱攻め etc.)
  • 【トラック5】虹の架け橋 → 茶臼がらみ → 筏茶臼 → 織り茶臼 → 松葉崩し

というラインナップでした。途中で挫折したりすぐ次に移行したりするケースもありましたが、これだけいろんな体位を試すので、アレの回数も相当なことになってました。一体どうなってるんでしょ倉下さんの体は!

…ていうかここにメモってどうするんだよって感じですよね(ほんとにな)。いや備忘録です備忘録。せっかくべんきょーしたことだし! 忘れないように!

シチュCDでよくここまで表現したな~と驚きました。もちろん音声のみだから聴き手の頭の中でいろいろ補足する必要はありますが、それでもこのネタをセリフやマイク位置のみで工夫して表現しようと試みたこと自体がすごいなあと。さすがチャレンジャー・アズリング!

 

 

この作品で一番面白かったのは、2回目、3回目と回数をこなすうち、倉下さんとヒロインに一番合う体位はどれか、どうするのがお互いにとって最良か といったポイントを上手に発見していくところです。

たとえばトラック3、『抱き上げ』に失敗して謝るヒロインに対しての

なんで謝るんだよ。これもいい経験だって。実際やってみなきゃ、おまえより体力も筋力もないような女子にもおすすめできる体位なんてわかんねーし。な?

というセリフ。男性がこんなふうにフォローし励ましてくれるなんて最高じゃないですかー! しかもこれ、キスを含めながら甘えろく言ってくれます。あ、この作品キスが多いのです。セリフの合間合間にそれはもうたっぷりと入ります。何気に結構甘いんだよなあ…///

トラック3の初戦は『敷き小股』のあとヒロインがダウンして打ち止めとなり、後日仕切り直しを約束します(翌朝もいくつか試したようだけどその場面はカット)。その再挑戦のトラック4~5。今度はお酒も飲まず完全素面で、日中から郊外のラブホに乗り込んで再チャレンジです。ほ、本気。。もはやスポーツマンか何かのようなお二人(笑)

ちなみにここで初めて素面の倉下さんが登場するわけですが、急ぎの仕事を終え車で現れた彼になんだかすごくほっとしました。当然ながら、素面だと幾分落ち着いたトーンで安定感がありますね。テンションも普通。こっちの方がなんだか安心しません??(もちろんお酒が入ったバージョンもいいんですけど!)

倉下さんはいい意味でラフで気安い雰囲気のキャラクターです。気風がよくて、いかにも頼れる兄貴な感じのオーラが出ております。仕事場の後輩たちに慕われてるようだし、双子の弟たちを世話してきた経験で家事育児にも慣れてるそうだし。設定どおりのガツガツした肉食系おにーさんかと思いきや、ただそれだけでもなくて、面倒見はいいし思考は柔軟だし惚れた女にはめっちゃ優しいし、とにかく本当に「いい男」だなあと…! 特にそう思わされたのは最終トラックです。

 

 ラストにして本チャンのトラック5は、彼らなりのコツを掴んだおかげで流れが一気にスムーズになります。体力精力ものすごい倉下さん × 編集者だから人並みに体力はあるけどそこまで頑張れないヒロイン。このペアに一番合う体位はどれか?と真面目に考えた結果、男がきつくても女子が楽な体位がいい → いわゆる「茶臼」系がよいのでは、と思い至って挑戦していく流れです。

お前が気持ちよくなれなきゃ意味ねーし。この前よりもっともっと…

そうやって試す途中で倉下さんが悟ったのは、男女とも人それぞれ体の作りや条件が違うから、どうすれば自分たちが気持ちよくなれるのか二人で探って確かめあいながら進めなければならない――ということ。

きっと気づいてない人はいっぱいいる。おまえの記事を読んだ人にそれを知ってもらえたら、ま、企画は成功なんじゃね?

えっちは人それぞれだから、手探りで自分たちなりの答えを見つけようぜと。そう言ってヒロインに笑いかけるのです。この結論はRound 1 の宮林さん(双方向コミュニケーション)と共通のように思いました。教訓的で至極真っ当な正論だけど、だからこそ実現が難しい。それを自分の頭で考え発見していく過程がいいなと思います。

 

このトラックの倉下さんのセリフがまた、どれもヒロイン思いでグッと来ました。自分本位にならず、どうしたら相手がよくなるか考えてる感じが伝わってきて。「その動きだと男しか気持ちよくなんねーし。織り茶臼って名前と合わないと思う」と言い切る箇所なんてなかなかの名シーンじゃないですか?

『織り茶臼』の説明部分も面白かったです。詳しくは本編で解説されてるとおりですが、この機織りイメージ(男女の役割)自体が終盤の二人の熱く密接した雰囲気にとても合っていて、うまいな~~!と。やっぱり堀川さんは濡れ場の中に重要な要素を組み込んで表現するのがお上手ですね。濡れ場とそれ以外のストーリーパートをきっちり分けて展開するのが王道だとすれば、全部まとめてごった煮にしちゃうのが堀川流と言いますか。

何よりここで本領を発揮する倉下さんが超絶素敵で、聴き手としても「これは惚れるわ」と唸りまくりでした。いやまあシナリオ的にはほぼずっとやってるだけなんですけど、そこにキャラのよさが出てるというか。ドエロくて雄フェロモン全開、しかし実はフェミニストなタイプ。もうとにかくあまりにもエエ男で恐れ入りましたよ~~!!

それもこれも土門さんの演技のおかげですね。セリフの含みや各シーンの演じ分け、ダミヘ使いの巧妙さに度肝を抜かれることたびたびでした。遠近の表現とかいきなり耳元に来て襲われるような感覚とか。さっきも言いましたが本当にすごい臨場感。もはやダミヘマスターですね。。作中あれだけの回数を表現しなければならないのにちっともワンパターンにならず、雄っぷり絶倫っぷりを完璧に演じてらっしゃいました。

最後の最後、松葉崩しの場面なんて本当にどう表現すればよいのやら、聴きながら私がとったメモは「ひゃーひゃーひゃー!!!」しか書いてありませんでした。(頭わる)

あ、あと語尾にたびたび登場するニヒルな「フッ」笑いもツボでした。鼻で笑ってる感じのあれです。

 

最後は二人一緒に最高に気持ちよくなって終了。心地よい疲労感のなか、倉下さんはすでにヒロインに惚れちゃってるような素振りです。さあこれからどうなるーーー!? ・・・と前のめりになったところで唐突に次巻予告が入っておしまい。

だからなんなんですかこの突然すべてをぶち壊す予告はっ! 斬新すぎる。いや笑えるんですけど。こういうナンセンスは嫌いじゃないわよ!(何様)

宮林さんといい倉下さんといいキャラに味があって、キャストの演技もぴったりはまっていて、今のところとてもおいしいシリーズだな~と思っております。あまり深く考えずに楽しむのが正解みたいです。今回も満腹です、どうもごちそうさまでしたッ! ※そして次巻、サンプルボイスが妖艶すぎるぞーっ///

それでは今日はこのあたりで♪

 

#前回拍手くださった方はありがとうございました。いつもとても励みになってます^^
4月発売、良作ばかりで最高ですねー! ってもう5月になっちゃいましたが。またお付き合いいただけると嬉しいです~(・∀・)ノ !

 

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  1. あめ より:

    ●拍手返信
    >こばさん
    いらっしゃいませ~(*’▽’*)! こちらこそ、いつも拍手メッセージありがとうございます。とても嬉しいです!!!

    ね、スポーツかいっ!と。これ何回戦目?まだやるの~~!? ひゃ~~~っ!!! 状態でした。
    ふふ、こばさんもググりましたか。聴いてたら調べたくなっちゃいますよね…(私だけじゃなくてよかった!笑)

    特典も楽しかったですねー。ホビガSSは「次は辛い目に合わせたくない」と真面目に資料見て研究しようするところがかわいいし、ステラは「会おう!」とストレートに誘ってヒロインの返信にそわそわする様子がやっぱりかわいいし^^
    倉下さんも宮林さんも結局めちゃくちゃヒロイン思いのキャラでしたね。

    へんたい認定されていた曽根井さん編、気になりますね~! 「2回にわたる連載」らしいのでやっぱり1度目と2度目でサドマゾ両極端な演技が見られるのでしょうか。それともミックス系…??(ドキドキ)

    6月のGOLD新作来ましたーーー!!! 実は6-8月ゼロだったらどうしようとひそかにワナワナしてたので、嬉しい限りですー;つД`)
    いやいや、私も「えっハタチ!?」とびっくりしてしまったクチですよ! さすがに若い。。でもサンプルボイス聴いて自分がジタバタ騒いでる様子がすでに目に浮かびます…(笑) やっぱり高音チャラ系で来るんでしょうか!
    今月の佐和さん編でシリーズの雰囲気がつかめそうです(^^)b

    廻ル恋も聴きましたか! 切ないの一言…。そう、それです、わかります…(;_;)
    河村さん、帝キャラはまってましたね。私もラフシャーンをちょっと思い出しました。あああ、たしかにコンラートさんも同系統です…!! 慇懃無礼からのデレ。あの厳しくも優しい上から目線(?)。たまらないです/// 王族貴族もっと見たい!

    2巻の髭内さんも激しく期待です。あ、二輪草ずっと買いたいと思ってるのですが品切れ続きで、大人気のようです(>_< ) 代わりというか先にラブトラ都竹さん編(まだ聴いてませんでした!)をポチりました。聴くのが楽しみですー♪

    そうだ、4月購入みごと一緒でしたもんね。他の作品もこばさんどう思われたかすごく気になります。またいつでも遊びに来てくださると嬉しいです!

    優しいお言葉まで、ありがたすぎます…(T T) そう言っていただけるだけで頑張れます。いつもお付き合い本当にありがとうございます。こばさんもどうぞよいGWをお過ごしくださいね!!

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