最近聴いてよかった旧作-2-

ステラさんのオリジナルCDも第19弾ですって!

尺は短めですが、満足度は高かったです。

 

甘えたカレシ3~上司のカレ

レーベル:ステラワース
シナリオ:いりのたまこ
イラスト:和田ベコ
CV:土門熱
2019年7月26日発売

公式サイト

 

彼氏に甘えられる夜がテーマのシリーズ第3弾。“職場では厳しく不愛想な上司との甘いひと時” だそうです。

ヒロインの上司で恋人の滝口 衛さん(31)。設定によると無駄が嫌いな合理主義者で、できる上司と尊敬されてはいるもののとっつきにくい雰囲気。一方プライベートは衣食住すべてがルーズで面倒くさがり。

週末の夜、うちに来ないかと誘われたのについギリギリまで残業して遅くなり、衛さんを待たせてしまった冒頭シーン。玄関で出迎えられて軽く会話。オンオフの切替が徹底している彼に対し、ヒロインは放っておくと残業も休日出勤も厭わず頑張りすぎてしまうタイプみたいです。

衛さんは第一声からニヒルというかアンニュイというか、体温低そうな喋り方です。ローテンション。気だるげ。…おっと、個人的にCV土門さんはこういうトーンが一番弱いのだった(笑)。。基本は一匹狼で皮肉屋でドライ、でもヒロインには心を許していて優しい。そんな人物像が声からも伝わってきます。

ふだん料理をしない彼ですが、今日は夕飯(テキトー飯ってのがいいですね)を用意して待っていてくれました。食後、泊まっていくよう勧められてお風呂を借りようとしたら、すでに入ったはずの衛さんも一緒に浸かりに来ます。おまけに体を少し洗ってくれたり、髪も流してくれたり。今日はいつもとちょっと違う。なんだか甲斐甲斐しいし、スキンシップも多い気がする…

このあたりいかにもわかりやすい「甘え」じゃないのがいいですよね。どっちかというと甘やかしてる図だし。彼にしては珍しく世話焼きモードで、なんとなく構ってほしそう。もしかして寂しかったのかな?そういう気分なのかな?ってくらいの、砂糖ひと匙分の隠し味的な甘み。

なにげない会話がぜんぶよかったですねー。それっぽいこと言わなくても、ああ恋愛してるな~と自然に思えるんです。この作り物っぽくない柔らかなセリフの連なりはいりの先生ならでは…。ドキドキするというよりは安らぎます。

身の回りのことにあまり興味がなく、自分にも他人にも淡白そうな衛さん。彼自身、己に足りない部分(情とかいたわりみたいなもの)は自覚しています。だからどうっていうんじゃないけど、自分と正反対のヒロインのことは内心眩しく愛おしく大切に思っている。そんな感じでしょーか。

甘えたい時の合図が《耳を触る》ってのもよかったですね…! 一緒にお湯に浸かりながら、ふと耳に触れてキスするうち、いい雰囲気になっていきます。

風呂上がりのイチャイチャが最高すぎて悶えました。開始後しばらくの間じゃれあってるんですよ!! なんてかわいい。このひそやかで親密な空気感。まねっこからの脇腹くすぐりとか、不意打ちの耳ちゅーとか、ヒロインも彼のくすぐったそうな反応を楽しんでます。自然に笑顔が漏れて、二人でクスクス笑いあってる様子がなんとも素敵。

衛さん、淡泊そうに見えてこんな優しいのかー!とびっくりしました。触れ方、言葉のかけ方、笑い方、なにもかもじんわり優しい。これはずるい。そんなにヒロインちゃん好きか。「まだ全然してない」とか言って延々とキスしたがるところもさぁ…もう結構たくさんしてるのにさぁ…。そして耳好きなだけあって耳元へのアレコレが多いしさあぁ…!!

事後もまた幸福感に満ちていました。ヒロインに目を閉じさせ、眠りにいざなうようにそっとキスを落としていく衛さん。静かで心安らぐひととき。と思ったら寝落ち寸前の彼女に手を握られて「おまえも甘えん坊?…違うか。俺のためだよな」と独り言。ここだけなんだか無性に泣きたくなりました。おたがいを温めあっている感じが伝わってきて幸せ。幸せだけど、どこか寂しくもあるセリフだなと。余韻が深かったです。

 

 


 

甘えたカレシ3~部下のカレ

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同時発売のこちらは “いつも素直で頑張り屋な部下との甘いひと時”。部下です。たぶん年下です。打って変わって元気なワンコキャラです。感情表現豊かだなあ~。

衛さんのいとこ、滝口晃大さん(24)。今日はデートの約束だったのに急なトラブルで彼の残業が決まりキャンセル。自宅でくつろいでいたヒロインの元に仕事を終えた彼から報告とお詫びの電話がかかってきて…という出だし。

しょんぼりと申し訳なさが入り混じった電話口の声。少しでいいから会いたいという彼のお願いを聞き入れると、息せき切ってヒロインの家までやって来ます。玄関でギュッと抱きあい、室内に移動。そしてさっそく膝枕。晃大さんの甘えたい時の合図は《膝枕をねだる》だそうですが…初っ端からすごいナチュラルに膝に収まってましたね(笑)

泊まりOKと聞いて目を輝かせて喜ぶ彼。さらにヒロインから「お風呂一緒に入る?」と予想外の提案をされ、ドギマギ&たじたじ。もちろん断る理由はないですが、なんだか初々しい反応を見せてます。せっかく入っても「こっち見ないで!」とやけに照れ気味。その理由は後でわかるのですが(笑)、ともかく初の一緒にお風呂タイム。ヒロインに背を向けた状態で髪を洗われたり何だりするのは、上司編と逆の構図ですね。

晃大さんはもう何されても感激の眼差し!的なリアクションをする人です。彼のために食事を作っておいただけで、湯船にお湯を張っておいただけで、着替えを出しておいただけで、心底喜ぶ。畏まる。

あと細かなことまで非常に気を遣います。湯船のお湯がザバーッと流れ出たことを詫びるとか。このあわあわっぷりがまた可愛すぎるんですけど、でもそんなの謝らなくていいんやで。体格差はむしろご褒美やで。デブとか肉々しいとか言っちゃだめw  他にも「変なもん見せちゃって申し訳ない」と謝ってきたり…うふふ(ニヤニヤ)

彼の声を聴いてると、一緒にいたら空気がパッと明るくなりそうだなあと思えます。キャラ設定によればモットーはやる気と熱意。どんな時も笑顔を忘れない。人のために動くのが苦にならないタイプで、まわりからも可愛がられているんだとか。

そっか~晃大さんそういうタイプか…。でも周囲に気を遣いまくる元気な働き者って一番危うくて心配でもあるんだよなぁ…。今までそういう男性に出会ったことあるけど(稀有)、にこやかで親切だなあ、感じがよくて皆に頼られてるなあと思ったらある日フッと姿を消したりして…もう二度と会えなくなったりして…。でもあなたの仕事ぶりが誠実だったことは私は忘れませんみたいな…部署違ったけど。今はただ、このヒロインのように優しくしてくれる彼女さんが隣にいますようにと心の中で祈るばかりです。って一体何の話をしてるんだ??? なんかそんなことをいろいろ思い出しちゃったんですよ、晃大さんの気の遣い方を見ていたら。

だから作中たくさん彼を肯定して、たくさん労わっているヒロインさんがすごく素敵だなと思いました。何も言わなくてもワカッテル感がよき…泣ける。

話を戻して、湯上りのイチャイチャシーン。の前に部下編は髪を乾かすひとコマがあります。乾かしてもらうじゃなくて、乾かす。ヒロインが彼の髪にドライヤーをかけますよ~(好きなシチュ!)。しかもにこにこ楽しそうに笑いながら。なんで笑ってるの?と訊かれても「わからない」ですって。

お風呂の時からヒロインに耳元など触られるたびに反応していた晃大さん。ドライヤーが終わる頃にはもう堪らなくなり、ベッドへお誘い。このシーン奥までむさぼられてる感がすごかったなあ。なかなか激しいです。1回目は我慢できずそーろーしちゃうのですが、半ベソかきながらの「ダメじゃない…?」→「ん。元気出た」は笑った。かわええ。そして随所で返事の代わりにちゅーするヒロインさんもほんとかわいくて、二人の仲良しっぷりに癒し尽くされました。