最近聴いてよかった旧作-1-

一部のデータが吹っ飛んでることに気づき、バックアップを使ったら他の箇所が吹っ飛び(笑)、もう諦めようかと思いましたが意地でなんとか復旧しました。手作りブログなのでしょっちゅうメンテしてまする…

※2018年頃の記事は(いい機会なので見苦しいところを手直ししつつ)再アップしてる最中です。完了までもうしばらくお待ちください。

 

さて今日は最近聴いてよかった旧作【その1】です。ちょっとずつ上げていきますよ~。

 

もうすぐ雨が降り出しそう Route A

レーベル:Chouette(カナリアレコード)
シナリオ:木原梨花
イラスト:柴寅
CV:桜川春仁
2019年7月12日発売

公式サイト

 

もうすぐ降り出しそうっていうか、だいたい常に降ってる印象でしたが。雨シチュっていいですね〜。

梅雨時のある日、突然の豪雨に見舞われたヒロインがあわててコンビニの軒先に避難したら、同じく雨宿り中だった元後輩・敷島くんと偶然再会します。…って、序盤の展開はすべて公式サイトに載ってるとおり。カナレコさん毎回あらすじが長文すぎるよw

この敷島くん、ヒロインと同じ大学に通うハタチの青年なのですが、女たらしの遊び人として有名。彼の噂を知っているヒロインは最初から警戒モードで接しますが、車に泥水を引っかけられてずぶ濡れになり、やむをえず彼の家でシャワーを借りることに。そしたら案の定襲われそうになって、すんでのところでビンタして逃げてきて——という導入部です。

第一印象は最悪。そこからいかに挽回し、関係を築いていくかが本作の見どころ。

ストーリーだけ見れば王道中の王道です。中学時代は野球部のエースとして輝いていた敷島くん。しかし大きな挫折を経験して以来すっかり腐ってヒネクレ坊主になり、いまやチャラ男というかクズ男というか…、過去の傷にふたをしてわざと享楽的に生きています。そう、本当はまだ乗り越えられていない傷があるにもかかわらず。

そんな彼がまじめで純粋なヒロイン(※ヒロインは野球部の先輩マネージャーだった)と関わることにより、少しずつ毒気を抜かれて素直になっていく。まあヒロインから積極的に関わるというよりは敷島くんから強引にアプローチして距離を縮めていくわけですが。

最初はその他大勢の女の子と同じ軽い気持ちで近づいたのに、いつしかヒロインの存在に癒され、心が浄化されるっていう。う~~~ この屈折を抱えたチャラ男くんが気づけば真剣な恋に落ちちゃう展開! ナイス少女漫画だね!!

この作品なにがいいって、セリフがとにかく具体的で、心情描写が細やかなことです。唐突だなとか違和感あるなと思うシーンがひとつもなかった。この丁寧さには感動しましたよ……彼が心を開いていく過程が手に取るようにわかるんです。

時間経過も自然です。全8トラック中、冒頭は未遂で終わって、あとは最後の最後・トラック8まで濡れ場はなし。18推でここまで日常パートが長いとシナリオによっては途中でダレてしまう危険もありそうですが、決してそんなことはなく。日常パートってのも、雨に濡れた捨て猫とか、風邪の看病とか、もうほんと王道に次ぐ王道なのだけど、それでも “音声ドラマとして” すごく楽しいと私は感じました。

なぜなら、丁寧だけどダラダラしてない、無駄な要素がないから。細やかさとテンポのよさが噛み合ったお手本のようなシチュCDじゃないかなあ。

キャラもよかったですねー。チャラいけどなぜか憎めない敷島くん。まあ設定にも『軽い男を演じてはいるものの悪い男にはなりきれてない』って最初から書かれちゃってるくらいだから(笑)

「憎めない」と思えたのは声のおかげでもあります。はっきりとセリフに出る前から、実はいい子だよね、そんな性格悪くないよねってわかる声なんです。浮ついた口調ながらも隠しきれない素直さ・人懐っこさがにじみ出てるというか…。設定どおりのポイントが押さえられた絶妙なボイスといいますか。

てかこれ、敷島くんのほうが年下の設定なんですよね。あの張りのある生き生きした声で先輩呼びはキュンとしたぜい。

CV桜川さん、めちゃくちゃよかったです。一人芝居が達者。なんていうかなぁ……、声がよく通るんです。単に声量とか声質だけの問題じゃないと思う。感情がしっかり乗った声と言えばいいのかな。ひとつひとつ情を込めて、ちゃんと目の前のヒロインに向けて言葉を発してる感じ。その真実味がこちらに届く。だから聴いててすごく心地よかったです。

あ、咳がリアルなのもびっくりしました(笑)。ゴホゴホうまい。

ちなみに私が一番好きなのは終盤のトラック7、公園のベンチでの会話シーンです。長らく燻っていた自意識にけじめをつけ、ようやく前を向き始めた敷島くんが「普通でいいんだ」という気づきを吐露する場面。ヒロインの隣りでおだやかな幸せを実感しながら…。あ~~いいなあ。若人だなあ。優しい世界だなあ。

それとここ、梅雨と絡めての「洗濯好き」発言もツボでした。洗濯好きな男の子って好感しかない。

最後、晴れて恋人になってからの行為シーンは最初の意地悪さとは打って変わって、ヒロインを怖がらせないように進めていくのがよかったです。そしてあのキスの嵐! そんなにするのってくらいキスしまくる瞬間がgoodでした。

…とはいえ結構な実況プレイなので、個人的には「ここはもっと言葉数が少なくていいのにな」と思う部分があったりなかったり^^;  あとフィニッシュ後にもうちょい余韻があればとか…ゴニョゴニョ。。

余談ですが、ジャケに載ってたキャストインタビューQ.1の回答が紳士だなと思いました。あとあの見開きイラスト、傘さしかけてたのはヒロインじゃなくて猫ちゃんかい!って笑っちゃった。

 

 


 

 

おやすみ彼氏13 ~溺愛彼氏と過ごす夜~

レーベル:BULLET(カナリアレコード)
シナリオ:千崎郁未
イラスト:さいのすけ
CV:冬ノ熊肉
2019年5月31日発売

公式サイト

 

ほ、保科先輩だああ(‘Д’)!!! 目力強くて筋肉むっちりで、すごい健康的なお兄さんって感じ。こんな外見だったのですね。

初っ端から後輩がどうとか、もうすぐ誕生日だねどこ行きたい?って話題が出てきて若干冷や汗だったんですけど……これどういう世界線なんでしょう。儚い夢の世界かな(涙)

ヒロインの会社の営業部所属で、頼れる先輩彼氏な保科さん。見た目や設定は体育会系だけど、喋り方は落ち着いた大人のおにーさんです。“ヒロインを妹のように扱いがち” だそうで、ベッドに並んで寝ながらも余裕ある雰囲気で会話して、キス止まりでおやすみなさい。

そんな状況がどうやら2ヶ月くらい(!)続いていたようで、ヒロインからすれば『どうしてイチャイチャしてくれないの? 私が悪いの?』と不安に駆られて当然のこと……ってあれ? おや彼でこのパターン見たことあるような(笑)。てか妹扱いってむしろうらやましいけどな~。

で、手を出さない理由を思いきって保科さんに尋ねてみたら、自分はヒロインのことが大好きで、性欲も強い自覚がある。がっついて、求めすぎて、独りよがりな愛情をぶつけてしまったら申し訳ない。現に初めての時はヒロインをぐったりさせたくらいだし……云々。

そんな彼の本心を聞いたヒロインは「私もあなたが大好きだしあなたとしたい」みたいな言葉を返します。そしてお互い安堵と愛情に浸りながら、久しぶりに肌を重ねるという王道展開。

行為自体はごくノーマルなのですが、えーと、熊肉さんって艶演技がものすごぉく丁寧ですよね~という。。舐め方とか部位によって変わるし。リップ音も機械的じゃないし。序盤はそっと→だんだん激しく…って段階ごとの変化も細かいし。そこらへんを堪能するCDだと思いましたね、ええ!

1分以上もの長いキスでスタートって時点ですでに最高だけど、序盤、ヒロインに口でされるシーンが特によかったです。こう、じわ~っとじっくり乱されていく感じ。大声で喘ぐんじゃなくて、眉根を寄せながら一生懸命こらえて、それでも声が漏れ出ちゃってる感じ。イキ声もほとんど浮かず地味なくらいなのが逆に好ましかったです。

常にヒロインへの気づかいに満ちていて、前戯もたっぷりで、後半までスローペースで優しく溶かす時間が続きます(この辺の舐めスキルも素晴らしや)。それが挿入後、抱っこに変わってから少しずつ激しくなっていく。甘く揺さぶられ、ヒロインだけいかされて、そして気づけば始まってる2回戦。このなにげに素早い再開のしかた~!

一度では飽き足らず、もっとヒロインが欲しくて続けざまに求めてしまう保科さん。そうはいってもやはり喘ぎすぎず喋りすぎず、掠れた囁き声を熱くヒロインの耳元に注ぎ込むのが素敵だと思いました。耳舐めもすごい。計34分、どこを切り取ってもオイシイえちシーンだなと思いました。。

自分のガタイのよさで彼女がつらくないか気づかってる気配もよかったですねえ。溺愛彼氏といってもベタベタに甘やかすのではなく、優しく堅実に労わってくれる彼氏さんという印象でした。

シークレットトラックが温泉シチュなのも個人的には嬉しかったな~。お湯の中で密着しながら耳にいっぱいキスされちゃいます。しかもボフリもいっぱいで「うおーー!?」となりましたぞぃ。

 

 

【こっそり独り言】熊肉さんはヤンデレも似合うと思うけどなかなか来ないんですよね~。執着eye5とかどうでしょう(笑)