CHIME OUT Lesson 8 英語のセンセイ

どうしようめっちゃ好きなんですけど……

 

CHIME OUT Lesson 8 英語のセンセイ

レーベル:sankaku label
CV:山中真尋
シナリオ: 妃ともる
イラスト: まちや真智
2019年8月28日発売

公式サイト

 

先生との恋を描いたドキドキ学園シリーズ、もとい先生の心の声がダダモレまくりシリーズです。普通はSEで表現しそうな部分まで微エコーで説明する。延々としゃべる。完全に男性側の視点で話が展開するので、シチュエーションCDとはちょっと違うのかも。

つかこの学校の先生みんな生徒と恋愛してんのかいッと思いますが、『グッバイコンプライアンス!!』のコピーどおり教師×生徒の関係は深く考えちゃダメというか、その辺のリアリティはあえて無視したギャグテイスト強めのラブコメと思えばしっくり来ますかね。

 

スタート時点は春。高3の内部進学クラスで英語を教える品元先生。金髪碧眼ハーフで王子様のような外見の彼は、イメージ戦略のため「いい教師」の顔でそつなく振る舞う一方、口が悪くて腹黒な一面を隠し持っています。やる気のない生徒、特に授業に関係のない質問ばかりしてくるJKたちには内心うんざり…

ある日ひょんなこと(※家庭科実習パウンドケーキ事件)から、生徒の一人であるヒロインに裏の顔がバレてしまいます。クラス中に悪い噂を広められるのではと警戒しまくる先生。しかし、翌日以降もその気配はなし。

これに対する心の声:

あいつ、俺とはまったく違う人種すぎてどうにも読めない(トラック2【発覚】)

裏があるんじゃないかと疑ってみても見えてくるのはただ真面目でいい生徒であるということばかり。そんな奴俺はこれまでの人生で出会ったことがないぞ!?(トラック3【応援】)

等々、序盤から名セリフの連続でニヤニヤが止まりません。。いやどこが名セリフ?と思われそうですが、なんていうか…言い方かなぁ。イメージは頬杖ついて目を細めてちょっと不機嫌そうに考え込んでる感じ。または警戒心強い野良犬が「このニンゲンは信じていいんだろーか?」と疑いのジト目で見つめているような感じ。王子顔なのにw

ヒロインが「真面目でいい生徒」なのは本当です。裏の顔を知ったからといって特に動じず、浮ついたところのない淡白な態度は先生の自意識過剰っぷりと対照的。

英語の勉強にも意欲的で、英会話の資格を取るにはどうすればいいか職員室に相談にやって来るのですが、その資格を取りたい理由というのも「えっそれだけ?」と先生が拍子抜けするくらい素朴なもの。純粋に学ぶのが好きなヒロイン像ってすごく好印象でした。

一方の品元先生。個人的な嗜好を言うと、二面性のあるキャラは今まであまりツボったことがありません。だから聴く前はけっこう身構えていたんです(笑)。でも蓋を開けてみれば真逆の印象。いい意味で予想を裏切られました。

なぜなら “裏の顔” “腹黒” といってもクズではなく、ちょっと棘があってヒネクレてるだけじゃない?と思える程よい可愛さがあったから。さっき引用した心の声も、クールな女子生徒ひとりに初っ端からペースを乱され困惑しているのがわかるから可愛いんです。

そのうえなんだかんだ常に仕事のことを考えていて生真面目な性格でもあるんですよね。意欲のない生徒に対しては辛辣だけど、質問されれば丁寧に答えるし、検定についてもあれこれ具体的にアドバイスしてくれます。

他にも、金銭的な理由で塾に行けない生徒に配慮して夏休み中自ら受験対策用の講習を開くとか(この辺のやる気はすでに別の理由が後押ししてそうですが)。。天邪鬼ではあるけれど普通にいい教師だなと思いました。

 

偶然秘密を知られ、初めて他人に本当の顔を晒した品元先生。はじめこそ警戒モードですが、ヒロインの反応がごく素直で裏がないものだから、毒気を抜かれ絆されていきます。あああ~~ヒネクレ者が今まで出会ったことないタイプの女の子にうっかり絆されちゃう、この少女漫画っぽい王道な展開が好みすぎるんですけどおお…!!!

彼女といると居心地がいいというか。偽る必要がないぶん言いたいことが言えるというか。不思議な気分になるな…

俺はもしかして彼女に自分のことをもっと知ってほしいと思っているんだろうか。自分の弱みなんて絶対に誰にも知られたくないはずなのにな

これはトラック4、休日のホームセンターでばったりヒロインと出くわしてしばし一緒に過ごしたあとの心のつぶやき。これもよきセリフ~~。居心地がいいって素敵な表現。ヒロインの前でなら気を張る必要もなく、自然体で振る舞えるわけですね。

ちなみに品元先生は日本生まれのハーフ。“弱みを知られたくない” 云々や仮面を被りたがる性質はどうやらその生い立ちが影響しているようです。このあたりの身の上話はホームセンターのフードコートでぽろっと明かされます(←これもヒロインが初めて!)

 

あ。大事なこと言い忘れてましたが、品元先生は唇を意識すると途端に変態っぽくなります。そう、今回のフェチは唇です。ヒロインに惹かれたのは性格はもちろん唇も大きなポイントだったようです。

なんでも色艶がよく形も理想的な唇だそうで、うっかり指で触れてしまった時のコーフン度合が可笑しくて。感想用のメモでも「大丈夫かなぁこの人ww」「生徒にそんな邪念をwww」とか盛大にツッコミ入れてました(笑)。CV山中さんのギャグ演技も大好きじゃて…(´∀`*)

フードコートで好物のいちごを美味しそうに食べるヒロインと、その口元をじーっと観察して内心ときめきまくる先生の図。表面上はあくまで冷静を装ってますがたぶんヤバイ目をしております。正真正銘のムッツリさんです。というかいちごのクレープってエロいよなと思ったの私だけでしょーか(コラ)

にしてもよくぞ唇フェチにしてくれたと思いますよね… そんなのオイシイ展開になるに決まってるじゃないですか… キャスト的にもほんとありがとうございますだよね……(コラコラ)

 

その後、ヒロインのことがどうにも気になって仕方がない先生。後半のトラック5【特別授業】なんてもう立派に恋煩いしております。意味もなくヒロインのことを思い浮かべて気もそぞろ。コントロールできない自分の感情にすっかり混乱気味です。

夏休みの特別授業の後、ひとり教室に残ったヒロインにもしや告白されるんじゃ…とドキマギするも勘違い。自意識過剰な自分を戒めながら、気を取り直して英会話検定の個別レッスンを開始。最初は努めて平静に、教師らしく表の顔で丁寧にレクチャー(←この励ますような優しい声にも心ときめきます)………

んが。発音をチェックしている最中うっかりヒロインの唇に注目してしまい、急に歯止めが効かなくなって暴走。まあ、その、つまりキスしちゃいます。いきなり。不可抗力で。

ちょっっっそれは軽率すぎるよおおお!!!!と全力でツッコミを入れる私。や、いいんですけども。。驚いたヒロインは逃走。それ以降は特別授業に姿を見せず、個別レッスンも立ち消えとなってしまいます。

 

自ら招いた失態にすっかり落ち込む先生。終盤どうなるかの詳細は書きませんが、うん。あのケジメのつけ方はよかったんじゃないですかね~。ちゃんと謝るし。正直だし。あ、いいなこの告白セリフと素直に思いました。

しっかしまあヒロインにも気持ちがあってよかったですホント。安心しました。ヒロインの本心を聞いて「うっ嘘だ!!」と本気でうろたえる先生が可愛かったなぁ。あと告白前に目を逸らされてしょんぼりしたり、気まずい雰囲気にアワアワしたり、いつになく気弱な心の声にもくすっとしました。

ラストトラック、晴れて付き合うことになった後のデレデレっぷりも楽しかったです。涼しい顔で取り繕いながらも内心はヒロインのことが愛おしくてどーしようもない様子。…いくら文化祭中だからって校内でそんな堂々とデートして大丈夫?と多少心配にもなりますが、野暮なツッコミはなしということで。

このラスト、いちご飴がえろいと思ったの私だけでしょーか(しつこい)。ヒロインにいちご飴を買い与え、誰もいない教室に連れて行っていっぱいキスするとか… はははなんだそれ。ありがとうございます。今作かなりソフトなキスですけどね。「そんな唇で飴を舐めていたおまえが悪い」って、飴を与えたのは先生なのにずるい。キスしながらの甘いいじわるな囁きがまた最高であります…!

最後にちゃんと検定の結果に触れるってのもよかったです。聴き終えてから振り返ると、起承転結すごくきれいに整ったストーリーだなあと思いました。

 

公式通販から買うとおまけ音声をダウンロードできます。たしかBBBのおまけは1分~2分弱のシチュ×4トラックだったんですけど、今回はひとつづきのシチュ(6分ちょい)が1トラックでした。

卒業したヒロインを自宅に招き、家庭菜園で育てたいちごを一緒に収穫する先生。それを食べさせたり舐めさせたりムニャムニャ……。このシチュもっとたっぷり聴きたかったー!と思うくらいよい後日談でございました。は~~本編ともども満足^^  そしてやはりいちごはナイスアイテム!!